赤毛のアン

  • 講談社
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本棚登録 : 162
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065213193

作品紹介・あらすじ

世界でもっとも美しいといわれる
カナダのプリンスエドワード島。
緑の切妻屋根の家が、
やせっぽちで、でも、
きらきらした大きな目をもつ
赤毛の女の子の到着を待っていますーー


100年という月日をこえて、世界中の人から愛されている
赤毛の孤児の女の子、アンの物語。

「アン」を読むなら、と親子3代で人気のある村岡花子の美しい訳、
気鋭のイラストレーター北澤平祐と人気の装丁家・中嶋香織とによる、
クラシカルかつ可愛い装丁で、名作がよみがえります。

プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊です。

<中学生以上の漢字にルビつき>

感想・レビュー・書評

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  • あんなによく知っているはずの本書を初めて読みました。村岡花子さんのお孫さんである美枝さんと恵理さんにより改定された「赤毛のアン」は、美しい情景が目に浮かぶような表現力と、アンやダイアナたちの少し古風で美しい言葉使い。
    マリラとマシュウとの愛情溢れた暮らし。
    ギルバートとの関係…。
    おっちょこちょいで癇癪持ちのアンが、聡明で美しい女性へと変化していく過程。

    普段500ページに及ぶ読書は少し構えてしまうのですが、読んでいるあいだ中、幸せで満ち足りた時間を過ごすことが出来、いつまでも読み続けていたいと思えました。アンの子供たちが活躍するお話まで、ずっと読み続けていきたいです。

  • 間違いで連れてこられたアンが幸せになれてよかった!!
    プリンセスエドワード島もめっちゃ綺麗で良かったし、アンが失敗を重ねて大人になっていっても想像力を失わないのは凄いと思った。
    最初は厳しいマリラとかが不安だったけど、マシュウに「女の子じゃないか、わしの自慢の娘だ」って言ってもらえたりマリラが泣いていたりして、個性で愛されていて良かった〜!

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著者プロフィール

1874年、カナダ、プリンス・エドワード島に生まれる。幼い時に母と死別、祖父母に育てられ教師になる。『赤毛のアン』シリーズのほか、小説、短篇集を残し、世界中で多くの読者の心を捉えた。

「2022年 『赤毛のアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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