飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 170
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065215128

作品紹介・あらすじ

「飽きる勇気」があれば、人生はもっと豊かになる!

「変化」することは「進化」することです!


商品開発やイベント出演、コラム執筆のオファーが絶えない超人気スタイリストで、ブランドコンサルタントとしても活躍する大草直子氏が、時代の転換点を見据え、「変化することを恐れない軽やかな生き方」のコツを指南します。

その半生を振り返りながら、しがらみ、こだわり、未練、キャリア、人脈など「積み重ねてきた」ものをあえて手放して「自分が今本当に楽しい、大切だと思う頃に集中して生きる」ことの大切さについて綴られ、
読後感は爽やか。

これを読めば、混迷を極めるいまの時代も前向きに踏み出していける「新しい生き方本」です。

<大草直子の生き方格言>
・人が飽きる前に自分が飽きて行動する
・おしゃれは、自分を好きでいるための「ツール」になる
・8割はやらず、好きな2割にフォーカスする
・「変わったね」という評価は絶対に気にしない
・キャリアを手放す勇気を。空いたスペースに運が転がり込む
・「枠」や「しがらみ」から自分を解放する練習をする
・「自分が好き」も「前向きさ」もクセや習慣みたいなもの 
・エクササイズもスキンケアも「自分を好きでいる」ために
・5年後、10年後、20年後のビジョンを持つ
・素直さと軽やかさが何より必要と心得る
・アフターコロナ時代の「足るを知る」生き方とは
・不登校になって「学校やめます」と言いに行った小4のとき
・あくまで「夫婦ファースト」を徹底する
・子どもは社会からの「預かりもの」と心得る
・家族の前にまずは自分。家族は個の集まり。
・子どもが「楽しい」かを最優先すれば子育てはブレない 
・気落ちする気配に敏感に。メンタルダウンしない「処方箋」をいくつか持つ

感想・レビュー・書評

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  • 編集者、スタイリストの大草直子さんの書かれた1冊。

    以前、雑誌で見かけたことがあり
    センスのいいキラキラ系ワーママの印象が強かった。
    実際、この本を読んでもその印象は変わらない。
    キラキラしていて、たくましい。

    家庭人というよりも、働く人としての方が得意であり強みなのだろう。

    働くママたちのチカラになる本。

  • 40代に差し掛かりますが、子どもがまだ小さく、これからも手がかかる。仕事があるのは有難いけれど、本当にこの先もずっと今の仕事なのか、、と悩んでいる自分にはふさわしい1冊だったと思います。

    働く女性として、キャリアの築き方、限られた時間の中での子どもへの接し方、生き方等々、自分はどうしたいのか、考えさせられながらも、もっと好きにやっていいんだ!と励まされました。大草さんの情熱が書籍を通じて伝わる気さえしました。

  • 絶大なる人気故のPR案件ばかりで、最近は大草さんのSNSやAMARCから離れていました。
    この本を読んで、外からは分からない大草さんの本心を聴けた気がします。うまく言えないけど、聴けて良かった。

  • 大草直子さん、この方がファリエロサルティーのスカーフについて熱く語っているのを聞いて、私も母も愛用しています。
    大草さんの生き方について書かれた本著。今まで私とは違うタイプで考え方も全然違うんだろうなと思い込んでいたけれど、深く共感するところがたくさんあった。

    人生の中で、直感的に場所を変えてみたり、知らない環境に飛び込む事の大切さ。つまり「潮目を使う」と言うこと。変えたい、変わりたいと言う感覚は人生における「潮目」が近づいているサイン。このタイミングを逃さずに、いつだって良い場所を変えていける人でありたい。

    絶対に編集部に入りたいと言う気持ちを持って就職浪人を決意したり、サルサにのめり込んだり、中南米に遊学したり。

    成功した事例や体験を手放す怖さを乗り越え、どんどん変わっていこうとする大草さん。飽きたことを続けるのが1番怖い。惰性や無理をして、ごまかしながら何かをする事は時間の無駄遣い。自分が面白いと思うかどうか…この問いに即座に答えられないなら、それに飽きている証拠、そこに力を発揮できない。進化するためにやっていく。

    5年後、10年後にどうなっていたいかを想像し、そのために何をしたら良いのか、それを逆算して考える事は、実はとても大切なこと。同感。意外と、みんなこの逆算して行動していくと言うことができていない。逆算して、今できること、すべきことを実践していくだけ。ものすごくシンプル。それに、やることが決まれば心が決まり体が動く。

    キャリアは3つのステージ、3つの視点で考える。
    キャリアの第一ステージは、虫の目のように、目の前のことに集中すること。自分の得意なことや、周りから認められてもらえることが何であるのか…ぼんやりと輪郭を帯びて見えてくる。第二ステージは、積み上げてきた経験や色を、社会に恩返ししていく時期。みんなに喜んでもらえること、社会に貢献できること、後に続く後輩たちのためになること…そんな視点が必要。第3ステージは、「本質的なこと」に心血を注ぐ。

    誰かと比べたり、世間の物差しや価値観に合わせるなんて、意味のないこと。嘘のように思えるかもしれないけれど、頭の中で「私はよくやっている」と声出して出して言うだけでも、すごく効く。誰も言ってくれたり褒めてくれなかったりしても、自分自身で言ってあげればいいだけのこと。

    ①逆算思考、②人生のステージにあった考え方、③自分自身を信じて褒める、この3つが特に心に残った。

  • 2020.11.18
    あーすてき。大草さんの言葉ほんとうにすき。
    こうあるべき、ってことに囚われてることって本当に多い。自分はどうしたいのか?を自分に問うことをクセづけていきたい。自分の人生は自分でしか舵取りできない。
    こういう大人の女性がいるってことを知るだけで、生きる勇気になる。

  • 笑顔が素敵な憧れの女性です。
    透明感があって軽やかな生き方、まさに大草さんの笑顔の秘訣はそこにあるのだなと思いました。

    生きていく中で、様々な役割を求められそれに応えなければいけないと、つい力が入ってしまいがちですが、この一冊で軽やかな気持ちになれます。自分らしくいること、いつも自分にフォーカスすることを忘れずに歳を重ねていきたいです。

  • 大草さんはなんとなく知っててわりと好き、くらいな感じ。前半は彼女の生い立ちやキャリアについて書かれていて、ファンの方だったら面白いかも。後半は彼女の仕事や家庭に対するマインドが書かれていて、とっても軽やかで情熱的な方なんだなあと思った。すぐ飽きて他のことをしてしまうけど、そのくらい軽やかに生きていくことが大切、という意味のタイトルぽい。そのマインドから少しでも何か得たいなーと思いながら読んだ。
    気分が乗らない時は家族に誘われても一緒に行動しない、将来夫婦関係を解消して恋人同士になるのも楽しそう、など、そのままは真似できなそうなことも書いてあったけど、自分を大切にして、子供も含め周りも尊重するというベースの考え方にはとても共感した。

  • 私自身飽きっぽく、飽きっぽい=飽きる事はネガティヴな事、と後ろめたい気持ちでいたので、堂々と飽きてもいい!という本なのかなと思って読んでみましたが、著者のエッセイでした。
    この著者を存じず、興味も持たない私には、最後まで読めませんでした…。
    でも人気の方らしいです。
    お名前だけは覚えておきます。

  • なるほど〜!この本を読んで一層、大草さんが好きになりました。若干、アマークのPRで書かれている感じもするけど…笑
    言葉の人だから、こういう表現するんだー!とかヒントもたくさん得たけど、本人が書かれたのでなくて、畑中美香さんが書かれたとは。なんか最後に拍子抜け。笑

    また必要な時に読み返したい一冊。

  • 前向きに生きている姿は私を奮い立たせてくれる。個を大事にするタイプとして、参考になった。枠に囚われがちなわたしだけど、それを外して私自身を愛して自分らしく生きればいいと思えた。

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著者プロフィール

1972年東京生まれ。スタイリングディレクター。
大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。憧れの雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったが、サルサと衝撃的な出会いを果たし南米に遊学。帰国後はフリーの編集者・ライター・スタイリストとして活躍し、結婚、第一子を出産。雑誌、カタログを中心にスタイリングをこなす傍ら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。その間、離婚、再婚し、現在はベネズエラ出身の夫、3人の子供とともに暮らす。
2015年1月よりウェブマガジン「ミモレ」を創刊編集長としてスタート。2018年7月には「ミモレ」のコンセプトディレクターに就任、2019年よりセルフメディア「アマーク」をスタート。最近では商品開発やブランドコンサルタント業などでも活躍中。
『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』(講談社)、『大草直子のNEW BASIC STYLE』(三笠書房)など著書多数。インスタグラム@naokookusaも人気で、2020年10月現在フォロワーは28.6万人。

「2020年 『飽きる勇気 好きな2割にフォーカスする生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大草直子の作品

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