遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎 (ブルーバックス)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065277669

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  • これは納得の星5個
    遺伝子の新しい意味を知る。
    読みやすい。

  • 467-N
    閲覧新書

  • 現今、最大重要な科学事項であり、しかし理解が非常に難しい「遺伝子」について比較的分かりやすく解説された内容。特に歴史的に「遺伝子」についての研究の詳細を説いてくれているので素人には理解に役に立つ。
    生命科学が大きくに人間の生活、生命、歴史、思考そのものを変革しつつある時「遺伝子」という概念を自己の中にそれなりに明確に持つことが必須のものとして迫られている。

  • ふむ

  • 【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/463877

  • 序章 遺伝学前史
    第1章 遺伝学の夜明け
    古代ギリシャの遺伝
    エイドスとヒュレー
    前成説と後成説
    第1章 遺伝学の夜明け
    ハインツェドルフ
    聖トーマス大修道院
    植物雑種のン研究
    メンデルがもたらしたもの
    第2章 「遺伝子」の誕生
    埋没の35年間
    染色体説の提唱
    遺伝子の誕生
    センチモーガン
    第3章 「遺伝子」の「正体」
    タンパク質の時代
    アカパンカビの登場
    バーゼルのミーシャ
    最初のテキスト
    第4章 解き明かされた「生命の秘密」
    ワトソンとクリック
    非周期的結晶の正体
    第5章 新たな混乱の始まり
    ダイヤモンドコード
    モールス信号
    3つ場のクローバーとドグマ
    第6章 RNAが開く新時代
    2つのセントラルドグマ
    小さなRNA
    RNA新大陸の衝撃
    第7章 DNAを越えた遺伝子
    オランダ飢餓の冬
    エピジェネティックス
    世代を超える記憶
    蘇るジェミュール
    遺伝するRNA
    第8章 遺伝子とは何か
    ヨハンセンのgem
    遺伝子の単位
    ゲノム進化から見る遺伝子
    個とシステム
    終章 遺伝子に関する一考察
    生命のゆりかご
    遺伝子の始まり
    情報量から遺伝子を考える

  • タンパク質をコードする塩基配列が遺伝子というところで知識が止まっている人(私も)にとって、最新の知見を簡潔に学べるのでお勧め。

  • 請求記号 467.2/N 45/2198

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著者プロフィール

中屋敷均(なかやしき・ひとし):1964(昭和39年)年、福岡県生まれ。1987年京都大学農学部卒業。博士(農学)。現在、神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や糸状菌を材料にした染色体外因子(ウイルスやトランスポゾン)の研究。著書に『生命のからくり』(講談社現代新書)、『ウイルスは生きている』(同/2016年講談社科学出版賞受賞)がある。

「2024年 『わからない世界と向き合うために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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