四十七大戦(11) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 29
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065281703

作品紹介・あらすじ

――鳥取県。極東の島国、日本の最果てに存在するその秘境は、人口減少により崩壊の危機に直面していた。そんな消滅可能性都市である鳥取県を支えるため、日々奮闘するご当地神「鳥取さん」。忙しなくも平和だった彼の日常は、突如始まったご当地神同士の戦いによって一変する。負ければ人口流出の危機、消滅したくなければ勝つしかない。全ての都道府県を巻き込んだ首都争奪バトル、ここに開幕!!

東京との決戦が強制終了によって幕切れし、その原因となるハッキングの真相を追って東北地方へと乗り出した鳥取一行。かつての因縁を巡ってぶつかる福島と山口、さらに続々と東北のゆる神たちが鳥取の前に立ちはだかる中、ゆる神の一人に急速な人口流出が発生する! 刻一刻と迫る県消滅の危機を鳥取たちは救うことができるのか──!!

感想・レビュー・書評

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  • 加速する東北編。まとめて読むと追い詰められてく宮城の様子がよくわかる。12巻に入る展開を知っている者としては、総じて東北の絆と仲間だから言えなくて自分が背負ったというところに胸が痛い。

    表紙裏より、やっぱりあの果物は商人山梨が売り込もうとしたやつだったんだ…


  • ついにやってきた福島さん回!待ってました東北!!
    相変わらずのご当地ギャグに笑い突如挟まれるシリアスに泣く、いつも通りの四十七大戦。今回も面白かった♪

    でも今回は特にシリアス要素が多めに感じる。人口流出が激しい北東北や東北の盟主としての宮城の葛藤、追い詰められて戻る方法も解らなくなって進むしかないと思った岩手…。そんなそれぞれの葛藤や思いを描いた上での"東北(なかま)"だった頃の東北絆まつりのページはカラーでないのが惜しまれるし、何よりここで涙腺決壊した。

    茨の道を進む選択をした宮城や東北地方がこれからどうなるのか、どうするのか。…辛い目にあって欲しくないけど、ちゃんと最後まで見届ける。地元回だし(他県でも見るけど。全国好きだし)

  • 前巻話を忘れたけど、今回は感動路線。

    鳥取と東京の戦いの最中に何か問題が起きていたようで、その影響がある。

    福島と戦い、誤解を解いて併合
    宮城と山形は仲間になる
    秋田はなにか真相を知っていそうだが、それを隠すために戦うことになる。ようやく心を開いた秋田から、バグの原因は青森と岩手が何かしたの不正な操作をしたことだと教わる。
    そのペナルティか、青森の状況がどんどん悪くなっている。青森の気持ちをくんだ岩手との戦い。一緒に解決しようと提案する他県に心を開く岩手。

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著者プロフィール

一二三(ひふみ)
漫画家。演劇漫画『Nowplaying』で単行本デビュー。「コミック アーススター」で連載中の都道府県擬人化バトル漫画『四十七大戦(しじゅうしちたいせん)』は、コミック化にあたって鳥取・島根などで地方限定特典をつけたことで大きな話題と売上になり、WEBマンガ総選挙2018で1位を獲得、2019年10月に舞台化される。

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