- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065283066
作品紹介・あらすじ
「これから話す物語は、おれの全く知らない男の死から始まる――」
前人未踏の記録を次々打ち立てている、アンソニー・ホロヴィッツによる9つの短編集。
その主人公は、すべて中・高校生……!
アンソニー・ホロヴィッツ Anthony Horowitz
イギリスの作家。1979年、冒険小説『The Sinister Secret of Frederick K Bower』でデビューし、YA(ヤングアダルト)作品「女王陛下の少年スパイ! アレックス」シリーズ(集英社)がベストセラーとなる。ドラマ「刑事フォイル」の脚本、コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ・シリーズの新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』(角川書店)なども手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』は、日本でも「このミステリーがすごい!」「本屋大賞〈翻訳小説部門〉」の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『ヨルガオ殺人事件』(以上、東京創元社)も主要ミステリランキングで首位を取り、4年連続制覇を達成した。
田中奈津子
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒。『はるかなるアフガニスタン』が第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』『橋の上の子どもたち』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれている。翻訳は他に『こちら「ランドリー新聞」編集部』『ぼくたち負け組クラブ』『天才ルーシーの計算ちがい』『わたしのアメリカンドリーム』(以上、講談社)など。
1 恐怖のバスタブ
2 殺人カメラ
3 スイスイスピーディー
4 深夜バス
5 ハリエットの恐ろしい夢
6 田園のゲイリー
7 銀河ゲーム株式会社
8 黄色い顔の男
9 猿の耳
感想・レビュー・書評
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いかにも外国のホラーって感じ
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カササギ殺人事件以来のアンソニー・ホロヴィッツ。児童書やティーン向けの作品をけっこう出していると知り、気軽に読めるかな?と思って手を出してみました。
期待通り、まとまりの良い短編集で2時間ほどでスイスイ読めました。ホラー入門書としては最適なのでは?コワイ、というより展開が美しいなぁと思いました。
殺人カメラ、スイスイスピーディが好き。 -
読後感が気持ち悪い作品ばかりでとても面白かった。
中でも好きだったのは深夜バスとスイスイスピーディ -
これは、児童文学作家としてのホロヴィッツが児童向けに書いたホラー短編集である。
探偵ホーソーンシリーズにハマった私としては、是非ともチェックしておきたい作品だったので、児童作品でもホラーが苦手でも、あえて読んでみた。一言、私には充分怖かった。何度か出てくる日本人が気味悪く描かれているのも、後味の悪さが増した原因だったのかもしれない。やはり私はホラーは苦手であり、ホロヴィッツは何を書かせても上手い、ということを再認識した。 -
ホラーということで怪奇現象や超常現象のオンパレードなのてすが、登場人物の行いの結果、恐怖を伴う不可思議な出来事に遭遇するという、なんとなく◯にも奇妙な…のような物語が多かったように思います。
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ホロヴィッツ作品 読了1冊目。
ずっと気になっていたが、長編小説はなかなか読む時間が無いので手始めに借りてきた。どの話も最後にゾワッとするような、なんとなくオチがわかるんだけど…面白かった。 -
怖すぎる。
普通に本当に怖い!
全て怖くて最後にゾゾっとするが、特に、ハリエッタの恐ろしい夢は怖すぎた。
しばらけ引きずってしまう。。。 -
いまいち
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改めて、残念ながらホラーは苦手な
ジャンルだと痛感。 -
『カササギ殺人事件』などで有名なホロヴィッツの児童・YA向けホラー集。