ブルーモーメント (Honey Milk Comics)

著者 :
  • 講談社
3.96
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本棚登録 : 113
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065285053

作品紹介・あらすじ

BAR BLUE MOMENTを切り盛りする響は、
コロナウイルスによるパンデミックをきっかけに、客の尚人と仲良くなる。
尚人との距離が近づくにつれ、愛人・征司への後ろめたさは増すばかり。
そもそも、尚人との関係は、コロナ禍の中、不謹慎ーー…?

「何で あの人といたら この人のこと思い出して この人といたら あの子のこと 考えてるんだろう?」

原作/一穂ミチ、漫画/ymzがタッグを組んで、
未曾有のパンデミックに戸惑う三角関係を、鮮やかに描く!

感想・レビュー・書評

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  • 原作付きマンガは、原作を知ってると、そのイメージに作画と雰囲気がどこまで近づけるかが気になるところだと思う。
    だけどこの本のように原作と同時だと、どれだけマンガのフィールドに引き込むかが勝負。
    そんなことを思ったのは、それだけこの作品が二人の作家さんが作ったとは思えないほど溶け合ってひとつの作品として完成されていたから。
    とにかくキャラクターが魅力的。もちろんそれは一穂さんらしさのひとつではあるんだけど、小説の場合は表現力も伴ってのものだと思ってたから、それがない状態で表現していたのはまさしくymzさんの力。
    マンガで読めて良かった。そう思ったお話です。

  • コロナが流行りだして、これから関わっていきたい人ってのが明確になった人は結構いるんじゃないかなと思う。この作品はそんな2年前の出来事を彷彿とさせる、大人の恋愛の話。3人ともモダモダしないで割り切ってる感じが潔くて高評価!!一穂ミチ先生の小説何作か読んだけど、やっぱいいなあ

  • タイトル買い

    【再度2024/02/26】
    久しぶりに2回目読んだけど初読時のアレはなんだったんだろうってくらいいいストーリーだったな
    “不要不急の別れ話をしよう”

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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