バッド・コップ・スクワッド

著者 :
  • 講談社
3.44
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本棚登録 : 128
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065295946

作品紹介・あらすじ

「私のいる場所が正義だなんて誰が言った」
5人の刑事の最低な1日の、最悪な選択。

「彼は法を破ってでも、君を救ってくれるのか?」

違法捜査 昇任試験 監察官室 追跡 6億3000万円 小心者 人質家族 逃走経路 管理官 埼玉県警武南警察署 警視庁捜査一課特殊犯捜査……

正義と悪の狭間を行く5人の刑事の行き着く先は……!?
誰も見たことのない、衝撃の警察小説誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 展開が早過ぎて善悪がわからなくなってるぞ!w

    はい、一旦落ち着こう
    大きく深呼吸ぅぅぅぅぅぅううう〜
    ( ´ー`)フゥー・・・


    よし!もう一度確認してみよう


    当たり前のことだけど警察は正義の味方だよね…
    間違いないよね…w


    あれ…?
    けど、この刑事達がやっていることは良くないことだよね…ヮ(゚д゚)ォ!


    違法捜査をする
    無防備の被疑者を誤射して殺害する
    それをチームで隠蔽しようとする
    六億三千万円を盗もうとする
    犯罪者の逃走を手助けする     などなど


    けど、これらが巡査部長・菊島の手にかかれば正当なことにも思えるから不思議w
    悪いことをしてるけど、仲間を助けようとする菊島の交渉力はスゲー!
    なんなら菊島頑張れーーー!って応援したくなっちゃう!w



    決して高評価を付けない木内作品!w
    けど、低評価というわけでもないですよ
    なぜなら今月、木内作品を4冊読みました(^^)v
    サクサク読めてクセになる面白さ
    だけど、決して高評価ではないんです…w

    • yukimisakeさん
      ポテチとコーラとピノ大好き…美味しい…(*´﹃`*)
      関西までカモーンщ(゚Д゚щ)
      ポテチとコーラとピノ大好き…美味しい…(*´﹃`*)
      関西までカモーンщ(゚Д゚щ)
      2023/12/30
    • 1Q84O1さん
      レッツゴー!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
      レッツゴー!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
      2023/12/30
    • ゆーき本さん
      ─=≡Σ=͟͟͞ ( o'ω')o ビュン
      ─=≡Σ=͟͟͞ ( o'ω')o ビュン
      2023/12/30
  • 久しぶりに木内作品、ジェットコースター・ストーリーが心地よく、最後まで手に汗握る展開。埼玉県警の巡査部長・菊島を巡るヤバイ話し。二週間前に発生した強盗傷害事件を追っていた5人チーム、そのうち女性刑事・真樹が無防備の被疑者を誤射し殺害するが犯人・澤田を確保。さらに6億円も手に入れる。しかしすぐにチームの警官・新田が拉致される。犯人は仲間割れの田中。田中は新田の命と金でとり引きする。そこで菊島は田中を騙し、まんまと4億を手に入れる。田中が激怒し、菊島チームと最後の決戦、ラスト攻防、菊島の決断も潔かった!!⑤

  • 常に予想の斜め上を行く展開。
    設定を韓国にして映画化したら良いんじゃないかと思う程のテンポの良さ。あっという間に読み終えてしまった。

    作品紹介・あらすじ
    「私のいる場所が正義だなんて誰が言った」
    5人の刑事の最低な1日の、最悪な選択。

    「彼は法を破ってでも、君を救ってくれるのか?」

    違法捜査 昇任試験 監察官室 追跡 6億3000万円 小心者 人質家族 逃走経路 管理官 埼玉県警武南警察署 警視庁捜査一課特殊犯捜査……

    正義と悪の狭間を行く5人の刑事の行き着く先は……!?
    誰も見たことのない、衝撃の警察小説誕生!

  •  こういうスピード感のあるノワールモノを描かせたら木内一裕は本当に巧い。

     読み始めたら最後、木内の操るジェットコースターに乗せられた読者はラストまで一気に連れて行かれる。

     その面白さはストーリーだけでなく、魅力的な登場人物も主な要因だ。警察陣営は、一歩間違えたら犯罪者側になりうる菊島。正義感があり、男にも負けない気骨のある真樹。過酷な状況と共に成長を遂げる新米刑事の新田。犯罪者側も、頭脳明晰で冷酷無比な田中。抜け目がないが、どこか憎めない澤田。

     この個性豊かにキャラクターたちを自由自在に操る腕も見事。とにかく菊島がカッコよく、田中とのやり取りでは手に汗握る。

     ラストはハッピーエンドではないものの、スカッとさせるのはさすが。


  • 規格外のとんでもない刑事とその仲間、
    5人の刑事が遭遇した最低最悪な1日。

    もし犯罪を知り尽くした刑事が、
    本人側の交渉役になったなら……。

    凶悪犯をも凌ぐ1人の無茶苦茶や刑事が、
    境界線を振り切り最前線を引っ掻き回す様が
    痛快でした。

  • 仕事上がりから読み始めて、一気に読了。スリリングでスピード感が続き、読み進まずにはいられなかった。登場人物、それぞれの価値観が相反するはずが、共存して成り立つ。得られた結末も面白い。装丁はアンマッチかな。

  • 相変わらずテンポが良いですね。
    一気に読んでしまいました。
    面白かったけど少し物足りない感じがします。
    ラストが上手く行きすぎですね。
    もう一捻り欲しい気がします。

  • 捕まりたくない犯罪者と自分の不都合は隠蔽したい警察。板挟みの状態で活路を開いて。。。ストーリーの展開は流石の著者。いつもより清涼感というか達成感が少ないけど、読み応え十分。

  • 2023/11/8
    犯罪するほうが主役になるのにいやな気持にならない貴重な木内一裕作品。
    今回も「よっしゃ!行け!逃げ切れ!」となるいいお客さんの私。
    なんかいい感じになってきてる女の子もあっさり置いていくのよ。
    うーんハードボイルド。
    残った新田君が今後菊島みたいになっていくのかな。
    そして去った菊島と澤田は?
    えー続き見たいなぁ。

  • スッキリ読める。頭のいい刑事たち。本当にリズムのいい本を書いてくれる先生ありがとう。毎作品楽しみにしてます。

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著者プロフィール

1960年、福岡生まれ。2004年、『藁の楯』(2013年映画化)でデビュー。同書はハリウッドでのリメイクも発表されている。他著に『水の中の犬』『アウト&アウト』『キッド』『デッドボール』『神様の贈り物』『喧嘩猿』『バードドッグ』『不愉快犯』『嘘ですけど、なにか?』『ドッグレース』『飛べないカラス』『小麦の法廷』がある。

「2022年 『バッド・コップ・スクワッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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