- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065295946
作品紹介・あらすじ
「私のいる場所が正義だなんて誰が言った」
5人の刑事の最低な1日の、最悪な選択。
「彼は法を破ってでも、君を救ってくれるのか?」
違法捜査 昇任試験 監察官室 追跡 6億3000万円 小心者 人質家族 逃走経路 管理官 埼玉県警武南警察署 警視庁捜査一課特殊犯捜査……
正義と悪の狭間を行く5人の刑事の行き着く先は……!?
誰も見たことのない、衝撃の警察小説誕生!
感想・レビュー・書評
-
展開が早過ぎて善悪がわからなくなってるぞ!w
はい、一旦落ち着こう
大きく深呼吸ぅぅぅぅぅぅううう〜
( ´ー`)フゥー・・・
よし!もう一度確認してみよう
当たり前のことだけど警察は正義の味方だよね…
間違いないよね…w
あれ…?
けど、この刑事達がやっていることは良くないことだよね…ヮ(゚д゚)ォ!
違法捜査をする
無防備の被疑者を誤射して殺害する
それをチームで隠蔽しようとする
六億三千万円を盗もうとする
犯罪者の逃走を手助けする などなど
けど、これらが巡査部長・菊島の手にかかれば正当なことにも思えるから不思議w
悪いことをしてるけど、仲間を助けようとする菊島の交渉力はスゲー!
なんなら菊島頑張れーーー!って応援したくなっちゃう!w
決して高評価を付けない木内作品!w
けど、低評価というわけでもないですよ
なぜなら今月、木内作品を4冊読みました(^^)v
サクサク読めてクセになる面白さ
だけど、決して高評価ではないんです…w -
こういうスピード感のあるノワールモノを描かせたら木内一裕は本当に巧い。
読み始めたら最後、木内の操るジェットコースターに乗せられた読者はラストまで一気に連れて行かれる。
その面白さはストーリーだけでなく、魅力的な登場人物も主な要因だ。警察陣営は、一歩間違えたら犯罪者側になりうる菊島。正義感があり、男にも負けない気骨のある真樹。過酷な状況と共に成長を遂げる新米刑事の新田。犯罪者側も、頭脳明晰で冷酷無比な田中。抜け目がないが、どこか憎めない澤田。
この個性豊かにキャラクターたちを自由自在に操る腕も見事。とにかく菊島がカッコよく、田中とのやり取りでは手に汗握る。
ラストはハッピーエンドではないものの、スカッとさせるのはさすが。 -
※
規格外のとんでもない刑事とその仲間、
5人の刑事が遭遇した最低最悪な1日。
もし犯罪を知り尽くした刑事が、
本人側の交渉役になったなら……。
凶悪犯をも凌ぐ1人の無茶苦茶や刑事が、
境界線を振り切り最前線を引っ掻き回す様が
痛快でした。 -
仕事上がりから読み始めて、一気に読了。スリリングでスピード感が続き、読み進まずにはいられなかった。登場人物、それぞれの価値観が相反するはずが、共存して成り立つ。得られた結末も面白い。装丁はアンマッチかな。
-
相変わらずテンポが良いですね。
一気に読んでしまいました。
面白かったけど少し物足りない感じがします。
ラストが上手く行きすぎですね。
もう一捻り欲しい気がします。 -
捕まりたくない犯罪者と自分の不都合は隠蔽したい警察。板挟みの状態で活路を開いて。。。ストーリーの展開は流石の著者。いつもより清涼感というか達成感が少ないけど、読み応え十分。
-
スッキリ読める。頭のいい刑事たち。本当にリズムのいい本を書いてくれる先生ありがとう。毎作品楽しみにしてます。
関西までカモーンщ(゚Д゚щ)
関西までカモーンщ(゚Д゚щ)