帝国大学の誕生 (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065350317

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の新規入庫棚にあったため、手に取った本。

    帝国大学、現東大の歴史を明治前後から紐解いたこの本の中で、「制度はその必要性、需要があって初めて設計、運用されるものである」という、「他から制度を借りてきて適用する」ことが得意だとされる日本人に対する批判が冴えわたる。
    明治維新は、今では近代化のモデルとしてもてはやされることも多いけど、時間的にはあまりにも短期間でいろいろなものを変えすぎたのだろうなと、高等教育制度一つとっても思う次第。

  • 東2法経図・6F開架:B1/1/2811/K

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著者プロフィール

1928-2014。科学史家。神奈川大学名誉教授。ハーヴァード大学Ph.D(科学史)。著書に『歴史としての学問』『帝国大学の誕生』『近世日本の科学思想』、訳書にクーン『科学革命の構造』など多数。

「2023年 『数学の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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