日本の手仕事―伝統の手わざが生み出す美しい日用品

著者 :
  • 主婦の友社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072793800

作品紹介・あらすじ

職人の手仕事で作られた日本のものの魅力を今、見直そう。東北から京都、四国の名産品まで職人のこだわりが詰まった、機能美あふれる雑貨たち。人気スタイリスト・小澤典代が全国の工房を訪れ、身近で愛おしい日本のものづくりに出会いました。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の手仕事の一部をのぞかせてもらったような感じ。
    忍耐と繊細さがすべてに共通する要素だと思う。
    「つくっているのは伝統というもの」という職人の言葉が印象的。
    花名刺という文化を初めて知った。

  • 日本の人が器用で真面目なんだと言う話を
    聞くのは大好きだよ。

    私の行きつけ、谷中の松野屋が出てきて嬉しい。

    とりあえず、なんとなくで
    間に合わせで物を買わないように、
    今一度、自分に誓うよ。

  • 水うちわ、こぎん刺し、京金網などマニアックな工芸品を紹介。
    自分も伝統工芸品に関わる仕事をしているので、今日び工芸品をとりまく環境が厳しいことは知っていたが、この本で取り上げられるような工房でも同じような状況ということに危機感を感じた。

    ちょうど興味のあった日用品が取り上げられていたので、タイムリーだった。こういう伝統工芸品にデザインで貢献したいとやる気が出た。創作意欲が掻き立てられた一冊。

    メモ
    菓子木型、江戸切子、京金網、水うちわ、こぎん刺し、組子細工

  • 手仕事を生業とする職人と呼ばれる人々のさまざまな品が『難しくない言葉』で紹介されています。一つに対して4pくらいの説明に見開き2pの写真。ジャンルは様々!
    自動な機械製造・大量生産とは違う人の手を介した温かみが感じられます。
    トタンや干菓子型、草履の鼻緒に江戸切子!多岐に渡るので、これは!と思うページがきっと見つかるはずです。

    日本人の実直な物作りがここにあります。

  • (図書館)様々な和工芸雑貨を工房の取材と共に紹介。文章が冗長的で、写真ページとの構成も悪く、読みにくい。もう少し簡潔に製品について掘り下げて欲しかった。せっかく良い物や良い言葉もあるのにもったいない。

  • 手仕事を紹介していながら、その物のあまり詳しい説明がないので物足りない感じ。写真もイメージ写真ぽいカットが多く、全体がわからなかったり。

  • いわゆる伝統工芸や昔から手で作られてきたものを作り手と共に紹介した本。写真や装丁はモダンで可愛らしい感じ。
    お気に入りは「菓子木型」「組子細工」「花名刺」。

  • 2011年の11月に本屋で見て買うかどうしようか迷った本。

    2012年1月図書館で借り。
    よかった。うっとりできる。写真もいいし、作り手の言葉がいい。

  • 文章の切り口が、昔はわからなかったけど、日本の伝統の技術を今なら分かるんです!ってパターンばかりで、途中で飽きました。

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著者プロフィール

インテリアスタイリストとしてのキャリアを生かし、現在は手仕事まわりの取材・執筆を中心に仕事をする。モノと人の関係を通し、普通の当たり前の日々に喜びや楽しさを見いだせるような企画を提案している。著書に『メキシコの刺繍』『金継ぎのすすめ』など。

「2013年 『雑木のある庭に暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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