パンツァーポリス1935: ようこそ機甲都市伯林へ (電撃文庫 か 5-1)

著者 :
  • 主婦の友社
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本棚登録 : 148
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784073055730

作品紹介・あらすじ

ナチスドイツが危険な脈動を始める時代、この異世界の"ベルリン"でも、宇宙を目指す青年が現れた。彼の名は、ヴァルター。この世に恐れるものはない!ってな感じの傲岸不遜な青年である。彼は頑固一徹の技師パウルとともに、大気圏脱出が可能な超常識飛行戦闘艦カイザーブルクを完成させるが、おかげでドイツ軍に追われる羽目に。軍はカイザーブルクの圧倒的な戦闘力に目を付けたのだ!変形成長する飛行戦闘艦。光剣で斬りむすぶ空中戦と、数多くのアイディアを盛り込んで、第3回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞作がついに発進。

感想・レビュー・書評

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  • 面白さの凝縮のような物語。設定を理解するより先に面白さが強く感じ取れるのは、この物語の持つ力だろう。
    この手の傲岸不遜キャラにしては珍しく飄々としているのが楽しい。行動一直線のヒロインとの対比でもあるのかも。

  • 今や破竹の勢いのホライゾンを書いている川上氏の処女作。

    もうだいぶ前になるので記憶がうっすらしているが
    これを機に川上ファンになったので面白かった・・・はず。
    1巻で終わりだし普通のボリュームなのでファンは読んどけ!

  • 川上稔さんのデビュー作品。

    一応ここから「都市シリーズ」というシリーズ物が始まるのだけど「オワクロ」とかとは違って話につながりはないんだね。
    あるとしたら世界観くらいかな。

    それにしても、「オワクロ」のような話を期待して読んだせいか少し肩透かしを食らった感じでした。

    夢を追うか、現実に生きるか。
    そんなお話

  • 都市シリーズ、そしてデビュー作でもある作品。
    パロディ要素は彼の作品としては控えめの
    メカが好きな人にはたまらない1冊です。
    ページ数もさほど多くないので
    さっと読めてしまいますし。

    でもやはり主人公は飛んでますね。
    自白剤を使われようが
    効かない人間って恐ろしい人です。
    寝てるし(笑)

    戦闘のところは
    本当にかっこいいです。
    特に男勝りなレディのエルゼは
    本当にかっこいいです。
    でもなんとなく雰囲気は京に似てるなぁ。

  • 後に都市シリーズと呼ばれる第1作目。読み込みをしないと理解できない部分あり。想像力豊かな方、一気に読みたい方、繰り返し読みたい方、おバカなノリが好きな方にお薦め。<BR>
    『変形成長する飛行戦闘艦。光剣で斬りむすぶ空中戦。
    そしてしろー大野が描くにぎやかなキャラクターたち。
    第3回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉受賞作現る!(文庫本あおりより)』<BR>
    機甲都市―伯林(PANZER POLIS)<BR>
    イラスト:しろー大野<BR>
    1997年1月25日初版 P299<BR>
    執筆当時BGM:TOPGUN"MIGHTY WING"

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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