- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074557752
作品紹介・あらすじ
中央に戻り、外廷の医務室勤務になって医官たちの仕事を手伝う猫猫。後輩もでき、新しい部署にも慣れていく。しかし猫猫たちが不在の間に、宮廷では妙な派閥争いが起きつつあった。正しき血統を維持しようとする皇太后派と、新しき流れを作ろうとする皇后派。安氏と玉葉の意思とは裏腹に、周りは次第にきな臭くなっていき、特に若い武官たちの間では、傷害沙汰が繰り返されていた。そんな中、猫猫は姚に頼まれて「名持ち」の一族の会合に参加することになるのだった。
感想・レビュー・書評
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面白かった。なんと、冒頭の人物紹介から舒鳧(じょふ)がいなくなった、、(がっくり)
しかし、口絵の1枚に羅半兄の銅鑼をならしているのは舒鳧であると思いたい(くちばしに黒い点はないが)
姚&燕燕と羅半の差金で名持ち会合とやらに出張るハメになった猫猫。前巻からの”落胤”がらみの流れで、辰と卯の一族の問題をとくことになる。姚にちょっかいかける辰のくそ野郎がくそ。そして、卯のクソ野郎もくそだが、才能は分けて考えてくれる能力重視社会のすばらしさを感じる。好き嫌いと向き不向きは別だと私も思う。
華佗の書が気になる。
猫猫実家妓楼では梅梅が引退、女華が半引退でやりて婆の補佐を始め、白鈴は李白待ち、薬屋も次世代が育ちつつある。
>懐古主義と言われると癪だが、
猫猫はひとつの時代が終わる空気を寂しく思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
待望の新刊。
読み応えあり。
「名持ち」の一族の集まりから始まる。
女華と天祐の繋がり。
そして最後は雀さんが登場。
なんだか純は好きになれないな。サイコパス的な感じなのかな。 -
貴族的な立場の方々ご紹介〜って感じで、いよいよって予感をさせる巻。ちょっともたついて話広げまくっちゃったかなって感じでもある。人気シリーズの宿命かも知れない。
次巻で怒涛の展開を期待したい。個人的なタイミングではあるけど細切れに読むには良かった -
もう14巻
色々な人間関係が絡み合い毎回楽しく読んでます
猫猫の気持ちも少しずつ素直に?なっていき
先が楽しみなシリーズです
雀と猫猫の絡みを増やして欲しい! -
物語が少しは進んだのか?伏線の一つは回収された回だったように思う。今後のろくでもない師弟関係が気になるところではある。
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今回は壬氏と猫猫の恋の進展はほぼ無かった。今回も雀さんの暗躍がまさかの方向に(笑)!!