- Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9784082990060
作品紹介・あらすじ
このストーリーを胸の星に!俳優高倉健が世界中で出会った優しい心。
感想・レビュー・書評
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どんな土地に生まれるのかどんな親に育てられるのか、誰も分からない。子供は何も選べず、生まれてくる。ただ夢なら自由にみることが出来る。その夢をかなえる時間はまだ君には限りなくあるはずだ。ぼくの仕事は俳優だからよく人から相手される。でも相手されるより相手するほうがずっと心が豊かになる。
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2023/5/27
バルタンオススメ、田中一村。 -
なーんも考えたく無い時に読んだ。
何も考えずに読めた。
それで良し。 -
素朴な命
一生懸命生きてきた人が世界で見つけた素朴な人生。絵がいい。 -
文章が柔らかく、老若男女におすすめできる、とてもいい本でした。
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「ぼくの名前は高倉健。映画俳優の仕事をしている。もう四十年以上も映画の仕事をしている」。南極から北極まで、インドからアフリカまで、撮影ロケでさまざまな場所に行った健さんが、そこで体験し感じたことを綴った絵本仕立てのエッセイ集。その中に、画家・田中一村とハンセン病の少女との交流を描いた「奄美の画家と少女」が収録されている。母と離れさびしい日々を過ごす少女のために、母親の絵を描く画家の優しさに、健さんの面影が偲ばれる。
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体験だけでなく高倉健さんが感銘を受けた人物、書物に対する考えが易しい言葉で書かれている。
「比叡山の生き仏」『生き仏になった落ちこぼれ』(長尾三郎、講談社)
「奄美の画家と少女」『アダンの画帳』(中野惇夫、小学館)
が印象的だった。 -
自然と人、人と人、自分と人・・・高倉健さんが子供達に伝えたいことが詰まった本。やさしい気持ちになり、そして、心が引き締まります。
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絵と文章が合っていてかわいかった。
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高倉健さんが子供向けに書いたエッセイだが、大人でも十分読める。というか大人にこそ読んでほしい。優しい文章で、南極をはじめ撮影で行った場所で出会った人たちのこと、千日回峰を行った阿闍梨の話、田中一村と病気の少女の話など、命の大切さ、人の温かさ、自然との融合など、普段忘れがちな大事なことをそっと教えてくれる。高倉健さんの人柄がにじみ出ている作品。