不倫、それは峠の茶屋に似ている たるんだ心に一喝!! 一条ゆかりの金言集
- 集英社 (2022年6月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784083331688
作品紹介・あらすじ
“少女漫画界のレジェンド"、一条ゆかり。
『デザイナー』『有閑倶楽部』『プライド』など、ヒット漫画は数知れず。ドラマ化された作品も多数あり、幅広い世代のファンに支持されています。
また、漫画作品のみならず、『実戦! 恋愛倶楽部』などの、エッセイ著作も好評を博しています。
そんな著者の、大人向けエッセイ集が発刊! 仕事、恋愛、美容、生き方…様々な状況で悩みを抱えがちな現代人に、人生を前向きに生きるための金言の数々をお届けします。たとえば…
・そのままのキミはたいてい汚い。入口が汚いと誰もノックしてくれません
・男というものは、たいした覚悟がなくても女をホテルに誘う生き物です
・夫や彼が浮気してる…あなたがそう思うなら、まずしてる
・馴染みの店に行きたがるのが男。新しい店に行きたがるのが女。
などなど。
また、著者が過去に描いてきた美麗イラストを、厳選してカラーでお届けするほか、今回特別に描き下ろした『その後の有閑倶楽部』ショート漫画も収録!
あのメンバーが大人になって登場するストーリーは、ファン必見です!
【目次】
はじめに
名言&美麗イラストギャラリー
第1章 ソク役に立つ! 一条式・成功の極意
第2章 刺さって納得。恋愛のツボ
スペシャルプレゼンツ「その後の有閑倶楽部」――白鹿野梨子の場合
第3章 懲りない面々。男というものは
第4章 闘いはエンドレス。美と健康の求道
スペシャルプレゼンツ「その後の有閑倶楽部」――黄桜可憐の場合
第5章 冴え渡る洞察力。人間ってヤツは…
スペシャルプレゼンツ「その後の有閑倶楽部」――剣菱悠理 菊正宗清四郎 松竹梅魅録 美童グランマニエの場合
第6章 幸福も不幸も自分次第! ネバーギブアップな人生訓
感想・レビュー・書評
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有閑倶楽部大好きでした。もう新作が読めないのは残念ですが、今までの作品を何度も読んでPowerをもらうことにします。きっと読んだ時の自分の年齢で感想も変わってくるだろうと思います。楽しみです。
たまにエッセイ書いてくださると嬉しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の金言集的なエッセイ。
それを読みたかったわけではなく、収録されているという漫画「有閑倶楽部」のその後?最終話?が目当てで読んだが、漫画というよりイラストに近いショート・ショートで、落とし所ももう一つ。
金言集の方はやや古い感じで、うまいこと言っちゃったわ、みたいな自信がちょっと…だけど、著者の漫画を読んでいた世代としては読みやすかった。若い人にはどうかな…。 -
著者の女性向けの人生相談的な本なのだが、珍しく漫画それも有閑倶楽部のメンバーが30代になって登場するとなれば、それだけでも読む価値は高い。
結局剣菱のおじさんに引っ張られる訳だ。
人生相談の方もなかなか面白い。
青春は飴のように伸びに伸びる。欧州では70代でもガンガン遊びまくる。70歳だろうが80歳だろうが自分を夢中にしてくれる、やりがいとか欲望を持ち続けることが大事。
ラクな人生が楽しい訳ではない。ラクな人生とは、むちゃくちゃ薄いお酒のようなもの。味わいなし。
地球サイズでケチを考えるのがエコ。
よーく分かります! -
『有閑倶楽部』のその後が読みたくて。懐かしいです。
もう70代でいらっしゃるとは…。金言集を参考に、これからの人生でやりがいを見つけたり、楽しみたいものです。 -
子供の時から読んでいた一条ゆかりさんの言葉が心に刺さります。物凄い新しいことなわけではないかもしれませんが、「そうだよな」と納得することばかり。大好きな有閑倶楽部の未来が読めるのも嬉しかった!あの6人が政治に関われば、日本ももっと楽しい国になる気がします。
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さすが、言うことの重みが違う。
つらいことがあると、なんてひどいと悲劇のヒロインになりがちだけど、その要因が自分にもあるかもとはなかなか思えない。でも、良く言われる他人は変われないけど自分は変えられるというのは、そうでしかない。厳しいけどそうだよねってなる。
いまよりもっと努力するしか無いというのも……いやだけど、そうだよねー。
それから、さすがずっとトップを走っていた漫画家さん、説得力のあるエピソード付きなのがすごい。(少し耳には痛いけど)面白く読める。
有閑倶楽部のその後も面白かったけど、過去の作品を読み返したくなった。 -
青春時代よく読んでた一条ゆかり、また読んでみようと思った。有閑倶楽部以外も沢山読んでたなぁ。
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変わらぬ一条節に心が躍る。スカッとぶった斬って、サラッと分析して、キラキラにかっこいい。『有閑倶楽部』のその後っちゅー描きおろし漫画がまたうれしいわあ!
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タイトルから意味が全く分からなかったんだけど、そうか、居心地の良さに安穏としていると大変な事になる、かも……という意味だったのか。
他にもなかなかに毒舌な言葉たちが並ぶけど、個人的には概ね共感できる。
一条ゆかりは、漫画は『有閑倶楽部』を途中までしか読んでないので、続きと他の作品も読んでみようかな。
当時、りぼんで連載してた中では、ちょっと精神年齢が高い作品だったな。