十六夜異聞 2 影の王国 (影の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086001465

作品紹介・あらすじ

月の影に存在する王国に、崩壊の時が迫っていた。その事実を知るのは、まだ一部の人々だけだ。新王イヤルドを中心に、月留たちは住民を救うための計画を進めていた。簡単なことではないが、やらなければならない-。王国を支えてきた王や巫女たちがいなくなった後も、残された者たちにはそれぞれの物語が待っているのだ。もちろん、地上へ戻った瞳や月哉にも…。待望の外伝集第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。その後の話。本編で段々と影が薄くなっていってしまった月留がここでやっと活躍出来て嬉しかった。ホム・ソーン視点の話は月の民の生活に沿っていて良かった。一番希望が見える結末で好き。メイン二人の話は日常に戻ったからこその躊躇いみたいなのがあったのかなと。巻末の漫画、百雷の存在感は可視化されるとああなるんだな…と色々と納得。面白かった。(2/1)【2024-4】

  • 外伝2冊目。イヤルドのいとこホムソンの話が面白かった。イヤルドへのコンプレックスを抱えつつも、力になってあげる。いいやつだなー。月留がまたいいこになってたなぁ。元、だけど前より王子らしい感じ。主人公2人は大昔の定番の少女漫画みたいで。本編からあまり興味もてないまま終わってしまった。これでこのシリーズも読破。この著者の作品はやはり龍の出てくる話の方が好きです。もう出ないのかなー。

  • この影王シリーズは凄く好きでした!
    瞳ちゃんが格好良くて、私はイチと瞳を応援していたマイナー邪者でしたがね。

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