山賊たちにご用心!: 鏡のお城のミミ (コバルト文庫 く 9-3)

著者 :
  • 集英社
3.33
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本棚登録 : 109
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086002936

作品紹介・あらすじ

お城での冒険を終えて、村に帰ることにしたミミ。でも、王子の身分を捨てたエリックがなぜか一緒についてくる。ささいなことでエリックとケンカ別れしたミミは、山道に迷い込んだ。そこで、山賊団のリーダーの少女、クーにつかまってしまった!一方、ミミの後を追うエリックは、クーと対立する山賊の少年、ギー・ギーと出会う。山賊団の対立のタネになっているのは、畑の農作物で-。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2

    お城の中でのハラハラだった前作と違って、
    今回は山間の畑が舞台。

    ミミより、エリックが主役のようなお話。

    仲たがいしている山賊たちと、
    敵味方に別れたミミ、エリック。

    新キャラの火薬大好きバディストや、
    ドニもいい感じ。


    どーなることかと思った決戦の夜も、
    見事丸くおさまって、
    まだまだ旅は続きます〜〜

    いざ、三巻へ!

  •  ティーンズ向け小説だから仕方ないのかな……?
     他のレビューでも言われている通り、キャラクターが低年齢過ぎます。13~14歳の父親なんて気持ち悪いです。最低でもギー・ギーは16歳以上にして欲しかったです。
     モブの男性たちが揃って「~だべ」とエセ田舎弁をしゃべるのも気になりました。主要キャラクターたちは訛ってないのに、不思議です。また訛った人たちは、大人なのに知性が取り立てて低い人ばかり。たった13~14歳のギー・ギーや、13歳のクーにどやされながら、こんなで本当に山賊として生きて行けてたのかしら? と疑問に思いました。
     一方セルジュの騎士道は相変わらず美しいです。
     なのにエリックに、セルジュからそれほどの忠誠を向けられるほどの価値(人間性)が見えてこないことが本作で1番気になりました。王子様だったときは傑物だったのかしら。今はただの喧嘩っ早いお兄さんだけど。
     続刊は読むかどうかは不明です。

  • シリーズ2巻目

  • 2巻目。
    ミミがお城から自分の村に帰る途中で道に迷って、山賊たちと知り合い、トラブル解決したお話。

    キャラの年齢はもうちょっと上でもいいのでは?と思うくらい、山賊団の二人が若すぎて、私的にはちょっと物足りない感じでした。せめて16歳前後の設定にして欲しかったです。

  •  村に帰る途中、ミミは道に迷いクーにつかまる。ミミを探すエリックはギーギーと王族のバティストと出会う。クーは父の仇と思い込み、ギーギーたちと対立しあっていて2人は巻き込まれてしまう。<br>
     相変わらず名前のセンスが微妙。

  • 前巻で弟と再会し、きちんと別れたミミですが。村への帰り道に山賊騒動に巻き込まれてしまいます。城を出奔したモト王子エリックも同じく。この二人の関係と平行して、山賊(?)のカップルの物語やら外国の陰謀やら、なかなか盛りだくさんな内容でした。マッドサイエンティストな王族が、ちょっと気に入りました。

  • バディストのキャラがどこかにいたような気がするんですが、思い出せなくて…どの小説の中だったか…今回も冒険譚ということで楽しかったわ〜
    20051117:読了

  • 村に帰る途中で、迷子になったミミ。エリックとは、喧嘩して離れ離れ。
    そしてミミは、山賊団のリーダーに捕まってしまった?!

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