風の王国 河辺情話 (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 203
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086006910

作品紹介・あらすじ

「女王の谷」の後継者騒動のあと、翠蘭に今生の別れを告げた尉遅慧は、赤兎と案内人のカロンとともに西域に向かっていた。シャンシュンの北の町タシガンで、少年セギンを助けた慧たちは、彼の姉ウィシスが営む宿に泊まることになる。しかし町中の人がセギンとウィシスに嫌がらせをしていることが判明。一人で抵抗するウィシスに慧は…!?さすらいの金狼、慧の人情物語を綴った番外編。

感想・レビュー・書評

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  • 完全に時代劇でイラスト以外少女小説でもライトノベルでもない
    懐広いなコバルト文庫

  • シリーズ6巻目 番外編

  • 番外編。旅立った慧の話。

  • 番外編…という事で、主人公夫婦の名前も何もかも一切なし!
    旅立ってしまった『彼』のお話です。
    そういや一緒に、あやつも旅立ったなぁ…と。
    彼は最初っから文句が多いです(笑)

    狭い地域、主無き状態だからこその力。
    よくある状態に、よくある子供の話。
    どうしてこうなったのか。
    あからさまに動いた理由とは。
    まったく無理矢理ではない話の流れは、あいかわらずいいな、と。

    しかし常識で考えれば、かなり頑張り屋さんなお姉さんです。
    守るべきものがいるというのは、どこまでも強くなれるものです。
    そしてやっぱり女は怖いです。
    この地域限定?w

  • 今回は慧が主人公の番外編。
    慧が好きになること間違いなしの1冊です。
    グロいとまではいきませんが、ゾッとするような描写もあったので、苦手な方はご注意を。

  • 6

  • 面白かったのですが、慧はやっぱり翠蘭と離れちゃったのだなーと実感して寂しかったです。
    慧の1番はずっと翠蘭でいてほしいです。

  • 6作目。番外編で尉遅慧が主人公の話。派手じゃないけど、ほんのりとした優しい慧がステキだなぁと思った。

  • 慧みたく飄々としてるけど周囲に対して気配りができる人は好きです。

  • 翠蘭が嫁いだ吐蕃をたち、サマルカンドへ向かった尉遅慧と赤兎。道案内人のカロンと共にシャンシュンの北の町タシガンに入った。そこで、少年セギンを助け、セギンの姉ウィシスの宿に泊まることになる。しかし、ウィシスは町の人々から嫌がらせを受けていた。慧はウィシスの用心棒代わりになるが…。
    「風の王国」シリーズ番外編。
     慧の印象が変わった番外編でした。

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