月色光珠―天馬は暗夜を翔る (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086008532

作品紹介・あらすじ

長安の茶館で働く琳琅。想いを寄せる魏有との仲に目に見えた進展はないが、共に遊山に出かける穏やかな時間を過ごしていた。しかしある夜、琳琅の宝物・夜明珠が盗まれる。犯人は、世間を騒がせる盗賊「飛天竜駒」の署名を残していった。隠密である有はその正体を掴んでいるようだが、迷惑をかけたくない琳琅は、彼には黙って飛天竜駒を追いはじめ…!?剣術少女の中華アクションロマン。

感想・レビュー・書評

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  • 月色3巻目です。
    表紙は、琳狼(りんろう)と尚(しょう)と伶(れい)です。



    ある夜、琳狼(りんろう)の宝物である夜明珠(やめいしゅ)が盗まれる。
    犯人は、世間を騒がせる盗賊「飛天竜駒(ひてんりゅうく)」の署名を残していった。

    隠密である有(ゆう)は、その正体をつかんでいるようだが、足手まといになりたくない琳狼は、彼に黙って飛天竜駒を追い始める。



    琳狼は、芸童の伶(れい)と知り合い、一緒に夜明珠を取り戻そうと奮闘します。
    隠密である有さんの側にいるためには、足手まといにならないことだと決意する琳狼。
    でも、有さんは琳狼に頼ってもらいたいみたいで、意見の食い違う二人の関係です。


    で、今回で飛天竜駒の正体が明らかになるんだけど、予想通り彼でした。うん、わかりやすい、笑。
    それよりも伶の方が意外だったかな。
    今後の二人の活躍が楽しみです。


    しかし、有さんは巻を進めるごとに新たな一面が露になります、笑。
    容赦なく八つ当たりしまくる有さんに笑った!
    有さんによって心を折られた人々に同情します、笑。

  • 茶館の用心棒・李尚の正体が明らかになり、ちょっぴり面白みを増してきた感じ。
    彼にはまだ隠された何かありそうだが、それは今後の楽しみに♪
    それにしても、主人公の琳琅。
    お転婆ぶりは嫌いじゃないんだけど、主役としては何かが足りない気がして…。
    何だろう???

  • 有の追っている盗賊飛天竜駒。夜明珠を盗まれた琳琅は飛天竜駒を追おうとするが、犯人は飛天竜駒ではなかった。本当のありかを突き止め、盗みに入って見つかってしまった琳琅を救ってくれたのは飛天竜駒。
    そしてその正体を有は既に知っていたようで・・・。

  • ぎゃふん。どこまで本気なの?有さん。天然だから性質悪いわー。
    2007/7/24読了

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