とこしえの薔薇 銀朱の花〜ブノス異聞〜 (銀朱の花シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2006年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086008617
作品紹介・あらすじ
ブノス王国の騎士エルリックに嫁ぐことになった聖痕の乙女タージュは、兄嫁アリアンの評判に引け目を感じ、結婚を躊躇う。けれど、女伯爵エイミリアは彼女に驚きの真実を語る。アリアンは、かつて他の男と駆け落ちをした身持ちの悪い娘で…(とこしえの薔薇)。タージュを自分の花嫁だと勘違いした王太子アランゾ。だが、彼はエルリックの従妹エヴァンジェリンに恋をしてしまい(訪問者)。
感想・レビュー・書評
-
銀朱の花シリーズは始めの頃はとても良かったのですが、回を重ねる毎に悪くなるように思えます。
今回も、未来の義兄の妻に対して「義姉様はあんなにも素晴らしい方なのに、自分は....」と、他人ばかりを羨み、卑屈になりすぎていて不快でした。
エンジュの時は育った環境でそうなるのも頷けましたが、今回の主人公は少々異常に思えました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢の誓いの番外短編。
続編が出るとウダウダになることが多い筆者にしては奇跡的に綺麗に纏まったと思う。 -
前回の『夢の誓い』の番外編、のようなものです。
夫となるべき人の兄の妻の話。
夫の『友人』が恋に落ちる話。
今回まったく聖痕は関係ない、ごく普通の話でした。
こうくると、騎士見習いを辞めた少年の方の話も知りたいですが…
さすがにそこまではないかと思われます。
ちょっと『友人』の勘違いが面白いですが
知らなければ、まぁこうなります、ね。 -
エドガルド&アリアンの話がよかったv
すごい泣かされた。
都合いい展開だと、後から思ったんだけど無理やりまとめてる
「訪問者」より好きだな。 -
雑誌の方に入ってた話もあって少しショック。二話目の話の続きを書いて欲しいな。
-
銀朱の花シリーズの、やや例外的にブノスへ嫁いだタージュの身近の方々の話。思い切り番外編。ところで、あの家の次男の人(思いきり悪役)はその後お元気なのでしょーか。