緑蘿の檻に囚われ 天を支える者 (天を支える者シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086011822

作品紹介・あらすじ

緑属の柱神候補ウォルセンに逃げられてしまった選定者ナルレイシアは、超絶美形の貴公子スカルトードにお姫様抱っこされた状態のまま必死の追跡を続ける。しかし何者かによって強力な結界が張られているらしく、なかなか彼に近づけない。命からがら逃げるウォルセンの「人に言えない事情」って?そして彼の過去を握る謎の美青年とは!?世界は彼を待っている…!走れ、ナルレイシア。

感想・レビュー・書評

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  • スカルトードが助太刀で加わって、いよいよウォルセン発見で柱神様のお話を…と思ったのもつかの間、目の前で逃げられてそれっきり…なんと無情な展開。
    掴みはどの巻も良いのに、良いとこでスパッと打ち止め食らうんでこちらはどうしたら良いんですか?

    ここからウォルセンの少年時代の回想になるわけだけど、ここまで時間を細かく追わなきゃ行けないのかって感じもするんだが…。
    1巻丸ごと割かなくてはいけませんか?
    美しき兄弟愛とも言えない仲だし、背中がむず痒い。
    神様の生わす世界なんでなんら不思議はないんでしょうが、突如沸いたような"聖印"に関することも独立したお話として"緑の章"を読めば納得…にはならない。

    あとがきで著者も次巻は、「はっきり言って面白くないです(笑)」って言ってますけど、いいの?それで!?
    私は、ドキドキワクワクしたお話が読みたいですよ!


    初めて読んだ時は楽しかったはずなのに…純粋な心は何処へやら(苦笑)

  • 緑の章第3巻を読破。

    前回、獲物にまんまと逃げられてしまったナルレイシア。

    スカルトードさんに抱えられたまま、街中を探しまわることになります。

    が、今回はウォルセンの過去話がメインとなっています。

    「聖印」という痣を持って生まれたウォルセンは、それが原因で大好きな家族と無理やり引き離されてしまって。

    さらには大人たちからはわけのわからないことを何度も問いかけられて衰弱してしまって。

    そんな彼を救ってくれたのは義兄となったアシュアイード氏でした。

    えーと……ヒロインよりヒロインっぽいな、ウォルセン(笑)

    アシュアイード氏とはらぶらぶだし。←語弊あり、か?

    その雰囲気の少しでもナルレイシアとガスカールにもあれば!

    ってか、お小言公爵は今回出番なかったですねー。

    ラストにちらりと出ただけで。

    苦笑

    さて、ウォルセンが実家へ強制送還されて舞台はアシャスという地へ。

    そこでどんな騒動が起こるのか。

    ナルレイシアの凶運っぷりに期待です。

  • ウォルセンの過去回想メイン。本人自覚のないままアッシュにいいようにされてる感がひしひしと。二人の仲良しっぷりは楽しそうに書いていらっしゃるなぁ。

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