そして花嫁は恋を知る 白銀の都へ旅立つ姫 (そして花嫁は恋を知るシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086012225

作品紹介・あらすじ

かつて栄華を極めたブラーナ帝国は、いまや攻め滅ぼされる危機に直面していた。世継ぎの皇女アグライアは、援軍を頼むために北のフレンドル公国へ赴く。現在の最高権力者、前大公の嫡男ユーリは、ある条件つきで了承した。その条件とは、彼とアグライアが結婚すること-。ユーリの狙いはブラーナ帝国の併合か?危ぶむアグライアに、彼はこう告げた。この婚約はいずれ解消する、と…。

感想・レビュー・書評

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  • 前作から500年後の斜陽のブラーナ帝国のお話。アブライア、ユーリともとも皇女、公子として責任感のあるキャラで好みでした。前作ででてたグラケィアのかかわる逸話がでてました。彼女も娘がいたようで、そちらの話もいずれ読んでみたいなと思います。

  • このシリーズは 自分的にちょいと甘さ不足で物足りなかったりしますが この巻はそれでも面白かったかな・・・・・と

  • 前巻の「黄金の都の癒し姫」の約500年後のお話だそうで、皇女エイレーネのブラーナ帝国が、かなり落ち目になっている状態です。

    ブラーナ帝国の世継ぎの姫、アグライアが援軍を求めに北のフレンドル公国に行き、今回もやっぱり最初は嫌なヤツと思っていたけど、だんだん好きになるって話です。
    黒髪黒目の王子が好きなんですけど、銀髪のユーリもかっこいー♪
    こういう系統の顔が好きなんですよねぇ。私。

    お話としては、前巻の母もすごかったけど、今回の母もすごいです。いやー、女女って感じで、怖い。
    弟君も、最初からなんか怪しいと思ってたら、やっぱりな展開になりました。
    リュドミラも最後生きてて欲しかったなぁ。こっそり助けられたとかで。で、文字も覚えて、アグライアのそばでりっぱな侍女に育ったところが見たかったです。あのシーンはちょっと切ない。

    ハッピーエンドで終わるけど、やっぱり、もうちょっとラブ欲しいなぁ。アグライアの方はだんだんユーリに惹かれている様子が細かく書かれているんだけど、ユーリは、いつアグライアに惹かれてきたのか、よく分からないし、せっかくいい雰囲気になったときは、キスくらいしてほしいです。

    次回に期待してます。
    いつか、話の中に出てきた、アンティクレアとルキウスっていう二人の話も出てきたりして。

  • 一巻から五百年後のお話。少しずつお互いの気持ちが恋へと変わるのがなんとも言えず、キュンとします。

  • 花恋シリーズ2作目。
    表紙のお姫様がすごい可愛いんですが!お姫様っていうと、なんとなく金髪なイメージがあるんですが、黒髪ウエーブってなんだか新鮮な気がしてよいです。

  • シリーズ2作目

  • 今現在、お気に入りのシリーズ。
    シリーズ中では特にお気に入りのカップルです。

  • 「そして花嫁は恋を知る」シリーズ2冊目です。
    でも1作目とは世界観が同じだけで全く別物。時代も異なります。

  • 案外好きですよ。むっつりユーリ(をい)
    弟くんが黒すぎる。お母様はまた強烈。
    ラブ度はともかく密着度は高かった。

  • 『そして花嫁は恋をする』シリーズ第2弾、「白銀の都へ旅立つ姫」。

    1巻の時代の500年後の話。主人公も違います。

    かつて栄華を極めたブラーナ帝国は今や敵国に滅ぼされる危機に面していた。
    世継ぎの皇女・アグライアは援軍を頼むためフレンドル公国へと旅立つ。
    しかし、そこで出会った前大公の嫡男・ユーリはこう言い放つ。
    『姫君が俺の花嫁になるというのなら、援軍を考えないでもない」
    母国を救うためにアグライアは偽りの婚約を彼と交わすが―――。

    最初は苦手意識を感じまくっていたユーリにだんだんと惹かれていくアグライア。
    今回は1巻よりもラブな要素は多かったような気がします。

    そして相変わらず親子の対立がスゴイ(笑)
    今回はユーリとその母でしたが。
    というか毎回、母親の性格が強烈ww

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著者プロフィール

埼玉県出身、佐賀県在住。「平安あや解き草紙」「なりゆき斎王の入内」シリーズをはじめ、数々の人気シリーズを執筆。その他の作品に『西陣あんてぃく着物取引帖』『お師匠さまは、天神様』『後宮の薬師』『掌侍・大江コウ子の宮中事件簿』などがある。

「2023年 『華は天命を診る 莉国後宮女医伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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