伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 458
感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086013451

作品紹介・あらすじ

メースフィールド公爵のカントリーハウスに招かれたエドガーとリディアは、そこでシルヴァンフォード公爵家の唯一の生き残り、キャスリーンに遭遇する。彼女はエドガーに意味ありげな視線を送り、エドガーも彼女を無下にできない。もう捨てたはずの過去がエドガーを追い回し、リディアを苦しめる。「僕に運命、感じてるんだろう…?」エドガーのそんな言葉を信じたいリディアなのだが…。

感想・レビュー・書評

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  • あれ?ダネルってプリンス派じゃなかったっけ?
    昔読んだ記憶と違うのか
    先のネタバレか
    白鳥と恋の狂気?
    ヴィクトリア朝の貴族はシーズン以外はカントリーハウスにいますね。

  • カントリー・ハウスでの社交にいそしむ夫妻だが、ある少女がエドガーを見つめる目に、リディアは不安になる。エドガーのアホアホ!(笑)っても、シャーリーの方がアホささは勝っているので、エドガーおがんばりー。今回も面白かったです。今回は珍しく、何やら先行き不安な終わり方でした。

  • 開き直れるといいのになあ
    導かれし者たちよー
    預言者表れるが、2方向から敵がくるって気の毒ね
    世界を平和にするしかないんだろう
    がんばれ伯爵勇者たち!!
    でも、実際の結婚生活も、こんな風に一難去ってまた一難なんだよね
    問題はあとからあとから追いかけてくるから、楽しまないと

  • 【伯爵と妖精21作目】
    リディアもエドガーにも許嫁がいたのね。
    いつも2人の絆が危うくなってさらに強い絆になっていく。
    ラスト近くでダネルの言った言葉が気になる。

  • もう手に入れることもないと思っていたシルヴァンフォードのことで、エドガーは動揺しまくり。
    お互いに相手の立場に立って物事を考えるのはいいことだけれど、それが独り歩きしすぎちゃってて憶測の域を出ないし、売り言葉に買い言葉で喧嘩しちゃうんだってばー!とお節介風を吹かせたくなる。

    でも結局は、二人とも相手を想う気持ちは誰にも負けないのだから、元鞘に収まるんだけどね。
    ケリーとレイブンは、大きな子ども二人抱えてるみたい。大変ね。(笑)

  • 恋のライバル登場?

    エドガーがいつもの彼らしくないというか、

    少しヘタれな印象を受けました。

    シルヴァンフォードという名は彼の中で大きいようですね。

    そして気になる予言者の存在。

  • シリーズ第20巻。予言者登場。ここ数巻、安定して楽しめるから好きです。

  • やっと大分内容を覚えてる話が来た

    予言者のダネルも登場したし、シルヴァンフォード家の生き残りのキャスリーンも出てきたね ダネルはともかく、キャスリーンが今後出てくることってあるのかな??

    今回は二人して心揺れまくり
    全てを与えきれないことに悩むリディアと
    捨てたはずのシルヴァンフォードが意外と弱点になっててエドガー
    お互いにギクシャクしてるよね
    にしてもリディアを疑ったエドガーにはイライラした
    今まで以上にリディアがエドガーを誰にも取られたくないって思ってるというのに

    で、せっかく仲直りしてもそこに予言者の許嫁はもしかしてリディアっていう展開は、読むの二度目だけど、こちらも複雑な心境・・・本当の役割も気になるし
    このあとどう展開していくのか・・・早く続き読みたい!!

    にしてもメースフィールド公爵は相変わらず素敵な人だよね
    三姉妹も趣味は変わってるけど、いい子達だったし

    今回も挿絵がね・・・にやにやしちゃった
    あと、仲直り後に夜なかなか離してもらえなかったっていうリディアの言葉にも思わず・・・
    喧嘩しながら、ギクシャクしながらも相変わらず甘い二人です

  • ついに妖精国へ行くための船の場所が判明。
    その船探している一方で、レディ・キャスリーン登場。
    エドガーの生家であるシルヴァンフォード家唯一の生き残り。彼女が結婚して生まれた男児には、シルヴァンフォードの爵位が与えられるかもしれないという噂に、エドガーとリディアの心が揺れます。

    まあ毎度似たようなことで揺れているなと思わないでもないですが、結婚後のハナシな以上、バリエーションが狭まるのは仕方がないかな。
    でも一つ一つを乗り越えていくというのは、二人の絆らしくて嬉しかったなぁ。
    にしてもローデン三姉妹の愛らしさと言ったら。
    公爵夫人がおばあさまで良かったねー。
    そう考えると、公爵夫人という方の稀有な存在が引き立ちます。
    素敵なおばさまだわ。その彼女を選んだ公爵も。
    彼女はどの程度エドガーの事情を知って加担してくれているのかが気になります。
    あと、三姉妹の年齢も。
    ローティーンであってほしいけど、ミドルティーンならまだしも、ハイティーンだったらどうしよう…(笑)

  • 結婚してからもなかなか落ち着かないね。ちょっとライバル登場ぽくてワクワクした。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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