恋のドレスと湖の恋人 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2010年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086014649
感想・レビュー・書評
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巻が進むにつれて、シャーリーのヘタレ加減がどんどん出てくるという・・・
かえって、脇を固める人たちの方がよっぽどしっかりしてるかも。
と言っても、恋というのは理屈じゃないから自分の感情に振り回されて、思ってもみなかった自分が出てくるというものだろう。
そうやって、自分や好きな人に振り回されるのも、人生の醍醐味というものだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シャーロックメロメロ(ダブルミーイング)。アントニーはいい従僕です。
パメラがお悩みモードに入っちゃってるのが辛いー。 -
これまでの急展開から一転、非常にゆったりした蜜月を過ごすのかと思いきや…というところでしょうか。
やはりシャーリーよりアントニーを、さらにイアン先生を推したい!
ようやくクリスも地に足を着けてシャーリーとのことを考え始めたかな?
にしても、パメラには幸せになってほしい!そう願ってやみません。 -
暫く締め切りに追われていたので書きに来れなかった。
……その間に読んだ本のことはいったん棚上げにしておこう。
また再読の時にでも。
やっぱり本の感想は、その日時が開かない時じゃないとね。
ということで恋ドレです。
私文庫本は基本旅行用に取っておく人なので、時期はズレズレ。そしてダブって買ったりするんだよな(トホホ)
シャーリーの御覚悟があらわされる一冊。
ぶっ飛びました。
でも、いよいよ最終章らしいので、まあそういう展開になるかと。
まだだと思っていたのは、やっぱりシャーリーとクリスの間に、まだ良識的な距離がしっかりとあるからだね。
でもそれがいいな、と。
ベタベタに甘いだけの話は苦手。
にしても本編の恋人たちはほっぽって(彼らは自分たちでしあわせになるだろう)私は「パメラ!パメラ!」でした。
私はイアン×バメラ派ですが、まさかの展開にアントニーじゃないけど「えーっ!」です。
これが吉と出るか凶と出るか。
それを言わないでいたイアンに、パメラが本気で怒るといい。というか、むしろ怒れ。
怒るいわれはないかもしれないが(プロポーズを断った時点で)でも大事な友人としてでもやっぱり言えと言いたい。
これで雨降って地固まるになってくれればいいけど、それはそれでひと波乱ありそう。
アントニーもホントに涙が出るほどいい人なんだけど、やっぱりイアン×パメラ。
アイリスの独白は分かる気持ちもあるけど、「いや、それは…」と思う気持ちも結構あって微妙です。
これが物語の集約に大きく関わるだろうことは予想できるけど、どこまでが真実で、どこからが彼女の中の受け取った話なのか、とは思う。
そして正直リコが怖い。
リンダとヒューの人物像は、いろいろな意味で反則。
これもアイリスの目を通しての二人なので、どこまで信じていいのか、というのもあるのよね。
でもアイリスは本当にそう思っているのだということは分かる。
そして本家本元の恋人たち。
相変わらず思考がすれ違っていますが、ホントのカップルって割とこんな感じって思って微笑ましく見ています。
シャーリーは行動力あるけど坊ちゃんだなぁと、クリスとの考えの違いを見る度思う。
あと、このシリーズのキモは、二人がハッピーエンドに結ばれるとき、読者にどれだけ説得力のある展開で納得させてくれるかにかかっていると思います。
当時の上流階級半端ないからなぁ。
「エマ」でさえ、うんと大きく頷くことば出来ない展開だった。
どう読ませてくれるかがすごい期待です。 -
シャーリー、少しはへたれ返上した……?
あと、アントニーが面白すぎて大好きです!! -
主人想いというか、恐いもの知らずというか…どんどん兵になって行くね、アントニー(笑)。
巻末であきさんも仰っている通り、クリスって最強なのかもw
物語もそろそろ最終章突入ということで、主要キャラたちがそれぞれ新しい生き方を模索し始めようとしていますね。
シャーリーと生きる為に、アルフと対峙(?)することを選んだクリスだけど…。
行方をくらましているリンダの動向も見えないし、まだまだ目が離せない感じ(-"-;)