- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086015837
作品紹介・あらすじ
アファリーン王国の男勝りの女将軍・レイア。敵対するメフル王国の軍人・リギュロン。武勇を誇る二人は、それぞれに中立国の祭見物に行った先で出逢った。身分を隠したまま意気投合した二人は自然と惹かれ合い、初めての恋に落ちた。再会を誓い国に戻り、恋心を育んでいた二人だったが、時を置かずに両国間の開戦の報がもたらされた。二人が再会したのは、戦場。互いに敵軍の将として-。
感想・レビュー・書評
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徐々に関係を深めていく2人にニヤニヤ。特にリギュロンの譬えがツボで、それをフォローするレイアとのやり取りが、一番好きでした。 ただ2人のロマンスを味わうだけでなく、国同士の駆け引きや生活風景を、分かりやすく書かれていて、歴史を現在進行形で学んでいる者としては物凄く有り難かったです。
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女将軍レイアは身分を隠したまま敵対するメフル王国の軍人リギュロンと恋に落ちる。しかし二人が再会したのは、皮肉にも戦場で――!?
王道展開!
王道なのですが陳腐さがなく、先を読めてしまってもそれがマイナスにはなりませんでした。むしろくるぞくるぞ!みたいな。
個人的にはクレスが好きでした。 -
うーん……?
前作の印象が強かっただけに、可もなく不可もなく薄味になったという感じ。決して面白くないわけではないのだが。
あと、イラストが華やかなんだけど、内容とのイメージが違う気がするのもマイナス。
次に期待。 -
王道だけど、丁寧な描写で良かったです。
でも気になるのはその後なので…ボリュームがあと一冊分くらいあったら、満足できたかもしれません。 -
表紙と設定買い。
一緒に買った「王立魔法士アカデミー」が軽くさらさら読めちゃったけど、こちらは値段分の満足感はあるずっしりしたなかみ。ちょっと説明が多かった感もあるけど、構成がしっかりしてるし、登場人物もいいかんじ。
久しぶりにちゃんと読みごたえのある本読めたー!という満足感でいっぱい。
悲恋のままでは単なるひとりよがりになってしまう気がするので(主人公たちの性格的に)、生き残ったならこういうご都合主義的ハッピーエンドでいいと思った。