ひみつの陰陽師 3 みっつ、三日夜の餅をあなたと (ひみつの陰陽師シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2012年4月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086016384
作品紹介・あらすじ
ある中級貴族から、娘の邸で起こる怪異を祓ってほしいと頼まれた玲雅と真澄。以前から幸世姫の周囲に妖しが出没しており、縁談を控えた姫に悪い噂が立たないようにとのことだった。だが、当の幸世姫に怪異を恐れる様子がない。しかも、姫の縁談の相手が真澄たちの上役・右近だと知って…!?いっぽう陰陽寮では、真澄の従兄で宮廷陰陽師の一人、正直が、ある不審な行動をとっていた…。
感想・レビュー・書評
-
シリーズ3
妖し姫宅に派遣された二人
からの、駆け落ち大作戦!
いやー、青春っていいねぇ
恋、友情、妖との闘い、
忠節、ほっこりコメディも盛り込んで
今回も大満足の回詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ3巻目です。
巻を追うごとに橘内侍の正体や玉依日売と賀茂家の関係、そして物語の鍵を握るであろう玲雅の秘密が気になってきます。
ラストでは、1巻で登場した「彼」が何やら不穏な動きを見せています。
2度と出てこないと思っていたので、まさかの再登場で驚きました。(^_^;) -
ひみつの陰陽師第三巻。
今回は、縁談を控えた貴族の姫の周囲に現れる妖退治のお話。
今では、玲雅も真澄に対する好意を隠すこともなくなってしまって、これでいいのか。
真澄が、天然すぎて全く気がつかないからいいのだろう。
覗き魔さんが、〈家政婦は見た〉みたいになっててかわいい。
最後にちょっと心をかよわせた二人だけど、まだまだ困難は多そうである。 -
中流貴族からの縁談を控えた姫の周りにはびこる妖をなんとかしてほしいと依頼をうけることから話が始まります。
今回の見どころは玲雅の熱弁と神様の演技するシーンでしょうか(笑)