- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086017886
作品紹介・あらすじ
独自の意味を背景や小物として描きこんだ絵画=図像(イコン)。英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は、画廊を経営する祖父の死に際し帰国するが、ある図像を鑑定するように依頼され…。
感想・レビュー・書評
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「思い出の時修理します」がとても好きな本なのと、表紙イラストに惹かれて購入。図像術という今まで知らなかった分野に興味が湧いた(ダヴィンチコードみたいなもの?)。ただ、千景が天才だとしても18歳で修士取得済みというのは流石に飛び級させすぎでは?22歳で取得ならなんとなくわかるが、、おばあさんの影響や過去のこともあり言動もとても大人びているので、18歳設定にしなくても…と思う。透真が千景を思う気持ちも説明があったが、それだけで生涯守ると思える?もう少し説明がほしかった。ただ今後の展開も気になるので続編も読んでみようかな
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本屋さんで特集が組まれていたので試しに買ってみた本。キャラも魅力的で、絵画の隠れた魅力も知ることができて、続きも早速買ってきた。
主人公のツン加減が良いです。
2022.8.13
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主人公どちらかの一人称で書いた方がよかったのかも?と読み返して思いました。千景ちゃんのキャラが意味不明すぎてまるで入り込めないので・・・。慣れたら面白いと思えるかも。全体の雰囲気自体は少女趣味的で素敵。人物紹介の巻ですね。思い出の~シリーズの方が個人的には合っているようです。
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宗教画を見るときに誰なのかを判別するために持ち物に注意していたけど、図像学という言葉をは、の本で初めて知った。危険な図像があるかどうかはともかく、図像のことや登場人物の過去がストーリーに上手く絡ませてあって読みやすく面白かった。もっと勉強して、作者が絵に込めたものを読み取れるようになりたい。
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[内容]
独自の意味を背景や小物として絵画に書き込む手法、図像。英国で図像学を学んだ千景は、祖父の死を機に日本に戻ってきた。祖母が経営する画廊には一風変わった仲間たちが集っており人付き合いの苦手な千景は戸惑うばかり。そこで千景はある盗難絵画の鑑定を依頼されるが、仲介者が昔から気の合わない幼馴染みの透磨だと知って…!?
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嫌いではないけど、それほど好き!ってわけでもなかったかな。千景も可もなく不可もなく…あまり感情移入はできなかった。一冊でお腹いっぱい、次回作はちょっと見送り。