破妖の剣(6) 鬱金の暁闇 23 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086018500

作品紹介・あらすじ

女皇・雛の君とラエスリールの死闘は続く。成功と失敗を糧とし、戦いが苛烈を極めるほどに、さらに強大な敵と化していく女皇。一方、ラスは苦しみながらも自らの力を信じ、紅蓮姫を強く握りしめ…。

感想・レビュー・書評

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  • ラスから闇主への熱烈な宣言。それ以外は特に目新しいことなし。姉弟と物体Xと人間の存在価値?うーん。まだ女皇VSラスの戦い続くんだ・・・。だんだんあとがきも言い訳増えてきた気がする(笑)。もっと推敲してから本にしてと基本的なことを思う。編集も何やってんだろう。ダメ出しとかしないの?

  • 世界をかけて戦っているその間。
    彼女の姉弟は、人の間で戦っていた。

    今回は、主人公以外に姉弟視点。
    この人たちも、人を助けてみたりして
    色々やってます。
    というか、妙な物体を退治する方法げっと?w
    結局、動物はどれが欠けても生態系が破壊する、という
    結論に達しそうです。
    あれを『生態系』とひとくくりにしていいのか
    非常に謎ですが(笑)

    そしてまた、無自覚に恐ろしい事を発言してる主人公。
    あなたでなくては、その台詞吐いても
    まったくもって説得力がありません。
    何せ相手があれ。
    見てる方は、それだけでもにやにやでしたがw

  • ラエスリールの戦闘は続行中だが、乱華と緋綾姫に進展有り。薄い以外は問題なし。

  • 意外な存在発見。
    で終わった巻。

    前の巻とセットになるべき流れだと思うし、一気読みして繋がった部分があるのでやはりある程度まとめて出すべきでは。
    あまりにもぶつ切りすぎて印象残らないのが問題かと。
    どうせ前の巻の話は普通忘れるんだしな。

  • 今回は金の三姉弟の戦いにおいての分岐点まで。
    乱華たちはラスしか見えない!だったのが、少しずつ周りのことも見えるようになってきて、人間の子供についてもそれぞれ結局はラスが動機だけれど庇ったりと初登場時の乱華と緋陵姫と比べると、成長したようで。
    やっとマンネリ化というかループがとけて物語が前に進んでいる気がする。
    ラスの戦いも女皇の変化があり、同じように堂々巡りの状態から一歩前進。
    闇主との仲もちょっと進んだのか、なぜ彼が彼女にひかれたのかも改めて別の視点から書かれているので二人の仲を応援していた読者は喜んでいることでしょう。
    が、白と赤がぼーっとつったって戦いの解説している今の構図は想像すると笑える。
    気になったのが「!」マーク多すぎ、もともと多かったけれど、今回は酷い時には一行ごとという中学生のノート小説みたいになっていた。
    焦点をしぼっているので、この巻だけで読めばわかりやすくなったものの、薄いなぁという気がぬぐえない。雑誌コバルトで連載して一年に一冊まとめるという形である程度の読み応えのある分厚さ(内容、量ともに)に編集した方がいいと思うんだけど、編集部。
    昔のコバルト編集部に比べて、台所事情が厳しくなりすぐお金になることが第一なのかもしれないが、終わるまでに読者に見放されて打ち切りになっては目も当てられない。

  • あまり大きな進展はなかったかな。
    人間の存在意義が出てきた点は大きいか。
    女皇とラスもいい勝負しているみたいだけど、二人が穢禍を知ったときにどうするのかが楽しみだ。

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