- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086018906
作品紹介・あらすじ
公爵家の嫡男オスカーは、金と身分が目当ての女達に絶望していた。そんな折、友人に唆され、匿名で小説家志望の少女アデルを支援することに。金にも身分にも関心ないアデルが、オスカーには新鮮すぎて!?
感想・レビュー・書評
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本家「あしながおじさん」は好きでもう何度も読み返しているのですが、コバルト文庫バージョンだとこうなるのね(笑)という感じでサクサク読めました。
本家版では主人公の視点(手紙)でのみ話が進んでいくので、「おじさん」側の視点があるのが何やら新鮮に感じましたね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あしながおじさんをモチーフにした恋愛小説です。
ヒロインのアデルが前向きな性格なので、読んでいて面白かったです。王道な恋愛小説と思いきや、アデルの性格で物事が違った角度で見れて、ドキドキもありハラハラもありつつ、可愛らしい恋愛をしていってると印象を受ける1巻でした!
全3巻まで出ているので、あと2冊を読むのが楽しみです♪ -
感想は3巻で
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最初の方は足長おじさんそのままのストーリーですが、途中から急にラブラブすぎるカップルの物語に。
とはいえ甘すぎるという事も無く楽しめました。 -
一話目は「あしながおじさん」をモチーフにした作品で、雑誌コバルトに掲載されたもの。
二話、三話は書き下しで、小説家を目指すヒロインのために恋人がどういうものか指南することになったオスカーとのお話。
貴族としての権力や財産ではなく、自分を愛して欲しいと願う純情男子・公爵家の嫡男オスカー。貴族然とした横柄さを的確に指摘するアデルの手紙が大変楽しく、女性不信な彼の痒い思考が、トキメキの壺にハマる。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5047.html -
あしながおじさんっぽい。
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時期的にバレンタインだけれどバレンタインには全く関係ないw。ストーリーの取っ掛かりはまるで“あしながおじさん”のコメディ版。主人公のアデルの書簡だけでも可笑しいのに、それに翻弄される“おじさま”オスカーの様子も本家あしながおじさんでは見られない分、更に可笑しい。ユーディ&リンディアは、こちらのお話ではまだゴールしていないので、そちらのお話も読めたら良いな。
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女性不信なオスカー氏のキャラが、実は一皮むけばただの乙女思考な精神的箱入り息子であることが、アデルとの交流→お付き合いによって明らかとなる、残念男子物語。オスカー氏の思考は多分ロリコンの主張に近く、行動理念はストーカーに似ている。ラブコメは変態の宝庫だな。