死にかけ聖女と皇帝の帰還 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086080132

作品紹介・あらすじ

ブルグ帝国辺境の修道院で働く〈紅の聖女〉ルチア。奇跡を起こすと評判だが、実はその力は偽物。だが、皇子クラウディオに拉致され、次期教皇の不正選挙阻止の協力を頼まれて!? 激動のヒストリカルラブ!

感想・レビュー・書評

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  • 途中からあまりにも自己犠牲感が強すぎて、読むのがしんどくなった。
    ヒーローがヒロインに好意を寄せ始めるきっかけもよく分からず。だからかあまり物語の中にはいりこめず最後まで読み切ったが、無理矢理感が拭えず。
    内輪でワーワー言っているのを外から見ている感じ。

  • 前作の世界観の続きだけど、別カップルの話なので読んでなくてもあまり問題はない。
    前作より死にかけではなかったけど、死にたがりな印象はあったかも。
    ヒロインのストーリーが深すぎて若干ヒーローの影が薄い感じはするけど、前作を読んでいるとヒーローの背景が補完されてそうなので気にならないかもしれない。

  • 前作『死にかけ花嫁と革命の鐘』から20年後の次世代のお話。前作ヒロインの息子が、ややひねくれて慇懃無礼な腹黒皇太子に成長してますが、その原因は息子にまで嫉妬する父と何でも使い倒す逞しい母と重度なシスコンの叔父のせいらしい所が、前作とかすかに繋がっている模様(笑)

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著者プロフィール

藍川竜樹(あいかわ・たつき)
兵庫県出身。2011年度ロマン大賞を受賞した『ひみつの陰陽師』で作家デビュー。
著書に『龍仁庵のおもてなし 龍神様と捨て猫カフェはじめました』(三交社)、『孤高のぼっち令嬢は初恋王子にふられたい―呪いまみれの契約婚約はじめました―』(一迅社)などがある。

「2021年 『古器旧物保存方つくも神蒐集録 ~わけあって交渉人の助手になりました~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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