- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086080309
作品紹介・あらすじ
12人の妃を娶った凱帝国の崇成帝・高遊宵は、妃たちを同じ位につけ、床を共にした者から位を上げると宣言。妃たちは必死に皇帝の気を惹こうとするが、ただ一人、科学好きの令嬢・緋燕はその気になれず……。
感想・レビュー・書評
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北の隣国の王に嫁した血のつながらない姉の鳳姫を忘れられない新王の高遊宵は、12人の妃を娶るが、誰をも冷たくあしらう。後宮の絡繰りの本を読みたいがために妃になった李緋燕は、夜伽に召されたときに、王に頭突きを食らわして飛び出してくる。これから先の展開は読めるかな。そうそう、こういうツンツンした女性に男は惹かれていっちゃうんだよねえ。緋燕は絡繰り作りが大好きという変わった女性だが、実は家族のための復讐を心に秘めていたのだ。結局は、若き王もその復讐に協力することになる。緋燕がつらい思いをするところもあり、それなりに物語の襞はある。
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前作でシスコン拗らせてた遊宵が無事、リケジョ(理系女子)の嫁をもらう話。最近このシリーズは後宮にいっぱい嫁を抱える皇帝の結婚をどうにか純愛風にしようと寵姫溺愛系で攻めてくるな~。最早、主格登場人物(高齢化進行中)みんな嫁溺愛の人物説明がついて来るし。そんな登場人物の家系図欲しいとか、前作感想でいってたら、ついてきたよこの巻から。きっと要望多数だったんでしょうな。しかし、読み返す手間が省けたようでいて実は寧ろ全部読み返したくなる危険な家系図でしたが。そして今度は年表が欲しくなったりしましたが(笑)もう、自分で作るか?
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カップル人気投票No.3! まぁまぁの2人かな。
宦官が多く出てきてちょっと混乱。
四欲がいいキャラしてました⭐︎ -
シリーズで一番好きです!
どっちも興味無い体から惹かれ合うところがたまらん!好き! -
カラクリ好きという設定があまり内容に活かされてないかな。
周りのキャラのあれこれは楽しいのですが、その分主役二人の恋が薄れてしまっていて、その辺は少し残念。とはいえ十分楽しめました。 -
料理人の時も毒毒毒でうわー後宮だなーみたいなエグさがありましたが、
今回もそういう意味ではヒーローが皇帝なので後宮位しか出てこないのでがっつりエグい後宮モノですね! -
シリーズ5作目。
今までのシリーズの中で一番好きかも。
とにかく主人公の緋燕が科学好きで本好きで、
皇帝の奪い合いレースに興味関心ゼロ。
という設定が私好み過ぎて…
一気に読み終わりました。
この巻からかな?
ページの最初の方で相関図があって、
今までのシリーズの主人公たちとの関係が整理されてて
それを見つつ、人物整理もできて良かったです。
次巻も楽しみです♪