後宮樂華伝 血染めの花嫁は妙なる謎を奏でる (コバルト文庫)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086080408

作品紹介・あらすじ

帝の従弟で武人の高元炯は、舞姫・幽彩媚に恋をした。だが恋愛に奥手な彼は心の中で想うのみ。しかし蛮族の制圧で武勇を馳せた元炯は、褒美に皇帝から彩媚を下賜され、二人は結婚することに……!?

感想・レビュー・書評

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  • 勇猛果敢な武人高元炯は帝の宮宮妓の舞に一目惚れし、数年後に側妃に迎えるが、その幽彩媚に拒絶されていることを知る。それには訳があったのだが、山あり谷ありの後に、めでたしめでたし。こういうのは、最初なかなかつらいですねえ。それにめげない元炯が大物だなあ。それにしても、宮廷は毒を盛るのが頻発して、怖い怖い。前巻の李寧妃が重要な役割で出てくる。

  • 最後の水塀のエピソードの良い事よ。
    栄氏も可哀想だったな。

    元炯はかわいい人でした笑

  • 元炯が子犬の様で可愛い。あまり大きな事件は無いので、擦れ違いカップルのラブラブぶりを楽しむ内容。二人がとても可愛らしいので十分楽しめました。

  • 今までは少女漫画でいうところの白くて優しいヒーローと、黒くてツンデレかクーデレのヒーローが多かったですが、今回完全に友人ポジの脳筋がヒーローで、どうお話が進むのかとてもわくわくしながら読みました。まっすぐな人柄は勘違いや行き違いを発生させづらいよなと。
    なのであーそういう外部のそういうあーって感じでとても面白く読みました。
    最後はコバルトらしくハッピーエンドで、そこも安心出来ます。

  • ほんわか恋愛物。(+宮中はドロドロ)

    ドラマ麗を見た後だから、教坊も宮中も過酷さを想像してうわぁって思った。
    おけに水をはって、自分の足の動きを確認して宮妓になったエピソードいいな、努力が見えた。

  • 幻華伝から十年後設定のシリーズ六巻目。シリーズ三作目カップルの三男元炯(脳筋実直系)が、宮女の彩媚(武人嫌い舞姫)に一目惚れして、嫁に貰って、ひたすら彩媚に尽くしまくる話の傍らで、なんだか栄一族が没落したり、雨乞いの儀式が失敗したり、彩媚がストーカーに狙われたりしてるうちに、元炯と彩媚のバカップルが成立して、ハッピーエンド風に終わる。…んだが、なんか色々伏線残ってないか?っていう消化不良感があるんだけども。彩媚の一言一句に右往左往しつつ、ひたすら彩媚に見えない尻尾を振り続けているような元炯が可愛かったのでまぁ、いいか。ただ、元炯のイラスト、イケメンすぎ。本文見る限りでは、もっと無骨そうなガチムチの印象なんだよー。って、シリーズのイラストレーターさんの絵のタイプの世界には、そんな輩は存在さえしなさそうですが。シリーズ長くなってきて、登場人物の顔形がだいぶ被って来てるような。きれい系のイラストは描き分けが難しいよね。しかもこのシリーズ、九割黒髪だしな。

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