白い少女たち (集英社文庫―コバルトシリーズ 52A)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086102353

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  • 人は誰でも、他人には言えない痛みをもっているもの。

  • 戻りたいと願える頃があるのはまだ幸福なのかもしれないと。千佳と瑞穂と倫子のどうしようもない慟哭が聞こえるような気がしてつらいのに、読み始めると最後まで読んでしまう。碧と悠介が救い。倫子の心が溶けたことも。大丈夫、千佳は帰ってくる。

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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