シンデレラ・ミステリー (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-N)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086106450

感想・レビュー・書評

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  • 改めて読み返して、こんな話だったっけ…と。自己中満載だね(いや、自分の世界だから構わないのだけど)友人同士で異性の好みがかぶると大変だよなぁと思いつつ読みました。続編なので、王妃や姫君やオディールの幸せになったところも見られるのかな?と思ったら結局ジェインだけでなんだかなぁ。せめてオディールだけでも、どうなったか知りたかったと今更ながら。リネとジェインのみの一冊って感じで少々物足りなく…思ったのは、やっぱり大人の目で再読したからかな?

  • 本が大好きな女の子「利根」が、本の世界に入ってしまう話

    小学生用。。。
    読みやすくて、小学生にはちょうど良いのでは?
    あまりに現実逃避の方法がすごすぎて、ちょっと尊敬
    眠ってしまって、もう一生自分の好きな人にだけ囲まれるのでれば、
    私も眠りたい

  • 少女小説の金字塔2。氷室さんは私の少女時代の大きな部分を占めた作家さんでした。

  • 現実世界を友人と共に楽しんでいた利根が再び夢の世界に入ってしまい、失踪しているジェインの行方を探す話。

    この登場人物たちは原作にもいないオリジナルな人たちだった。
    好きな人が振り向いてくれるかわからない不安、振り向いてくれたら、今度はそれが終わるかもしれない不安。いつでも不安はあるけれど、それを恐れてばかりいては幸せにはなれない。

  • 続編。

    あれから《私》は変わったはず。
    親友もできて学生生活も楽しく過ごしている。
    それなのに何故私はまたココに来てしまったのだろう?

  • 懐かしフィルター、再び。

    でも、これは、(登場はしないけど)ジェイン中心で、出てくるのも、前作に関係あるのは踊り子だけ。王妃も姫君も出てこないのはなー、ちょっとなー。

    あと、「ミステリー」と書いてありますが、ミステリーがミステリーたる要素はないです。解決に至る情報は、あるべきところには出て来ず、「えっ、何それ、今初めてきいた」的な「!」が…ま、本格的なミステリを書くつもりではなく、状況表現としての「ミステリー」という言葉なんでしょうけれどね。

  • シンデレラ迷宮の夢の世界観で、ミステリー。
    氷室さんはもともと、ミステリー仕立ての小説が上手いですよね。
    ジャパネスクなんかも、ミステリーだもん。
    ミステリーって殺人事件だけがミステリーじゃない。私はそういうミステリーは好きじゃないのだ。
    でも、謎を解くために読み進めていくというのは、読書の醍醐味だよね。
    今作はちょっと説明がすぎるという感じもあるけど。
    ジェインの失踪の謎を解くにつれ、主人公の謎も明らかになっていくところは圧巻。

  • シンデレラ迷宮とセットで
    子供の頃読みました。

  • 2008年7月19日購入。

  • ×2冊

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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