なんて素敵にジャパネスク 6 後宮編 (集英社文庫 コバルトシリーズ 52-AC)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086114295

作品紹介・あらすじ

なんとかして帥の宮に復讐したい。あたしは彼の屋敷に煌姫をスパイとして入れ、彼が困るようにたくらんだ。帥の宮の愛人の座を確保したい煌姫は、彼の弱みを握れば、それをネタに愛人として一生が保証されると、大乗り気。煌姫は、あたしに新三条邸を追い出されたといって帥の宮に泣きつき、作戦通り彼の屋敷にうまく乗りこんだ。次なるテは、あたしが帝の後宮にもぐりこむことだが…。

感想・レビュー・書評

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  • 「後宮編」で一番痛快なのは、瑠璃姫が、居並ぶ大皇の宮、鷹男の帝、師の宮、高彬の前に几帳の陰から躍り出て、「意地でも、姫を生みわけてやる。」と宣言する場面だと思うが、ちょっと思慮が足りない印象が残るのが残念。瑠璃姫が師の宮に誘拐される緊迫の場面で次巻に続く。

  • 危機一髪 瑠璃姫!!どうなる!?

  • ここにきて、女の策略が花開いてます。西の善き魔女やソフロニア嬢2巻のような醍醐味が!

  • 豪華絢爛平安絵巻の片鱗を垣間見ることが出来ます(笑)

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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