- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086115186
感想・レビュー・書評
-
あくまでも素直で単純明快ななぎさちゃんの横にいる存在。北里は十分以上に魅力的なのに、屈折したなぎさコンプレックスを持っていたり、実は多恵子が初恋だったり。今読んでも面白いです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016年7月11日購入。
-
なぎさくんシリーズ。
思春期の少年少女の成長、と言葉にすればそれだけなんだけど…。
決して美しいだけでない成長を描く。だからこそ輝かしい。
中でも北里マドンナは、イラストの力もあるのか夏の暑さ、汗っぽさが伝わってくる。けだるい感じというか。それがまた内容とマッチしていて素晴らしい。文体の妙。それでいて、ちゃんと氷室冴子なんだから油がのってる一作。
野枝さんのも読みたかったな…(涙) -
なぎさボーイシリーズ。
個々のエピソードは大好きなんだけど、1つの作品として読むに時系列が飛びすぎていてつらい。
多恵子ガールの場合は「女だから思考が飛ぶんだよね」で済むんだけど、北里氏はどうなのかな……。 -
雑誌で読んだ時は嫌いだったのですが、文庫になってまとめて読んだらすごく大好きなことに気が付いた。
-
ウウッ・・・これを読んだのは高校生の頃。今の私はもう厄年も過ぎてしまったけれど、いつまでも10代の頃のやるせなさや甘酸っぱさをリアルに描いてます。男・女区別ないのよね、こういうのって。
-
北里からみたなぎさと多恵子はー!?「なぎさボーイ」の兄弟編。
-
氷室冴子の描く甘酸っぱい青春小説その3。