炎の蜃気楼シリーズ/番外編 Exaudi nos アウディ・ノス (コバルト文庫)

著者 : 桑原水菜

• 集英社 (1996年12月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ちゃんさりさんの感想 · 2007年7月31日]

アウディ・ノス…直江がひたすらに切ないです。我らの祈りをききたまえ。ああ。<br>
GOLD WINNER…馬の生き様にうたれる高耶さんがかわいい。笑<br>
夜を統べる瞳…甘いです。静かさが逆にもえます。にやけます。

[藍野芙美さんの感想 · 2007年6月23日]

ミラージュ本編を含め、実は全編の中で一番好きな一冊。
直江の十八番（違）、「あなたを愛している」が、この話ほど切実に思えるものはないなあと思います。
「夜を統べる瞳」は、なんつーかファンの煩悩刺激しまくりな小話でした。

著者プロフィール

千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計680万部を超える大ヒットとなる。他の著書に、今作を含む「西原無量」シリーズ、『カサンドラ』、「赤の神紋」シリーズ、「シュバルツ・ヘルツ」シリーズなど多数。

「2023年 『遺跡発掘師は笑わない 災払鬼の爪』 で使われていた紹介文から引用しています。」