- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086143363
作品紹介・あらすじ
ついに『青龍』がその牙を剥いた。白龍を欺き、樹林房主人の命を狙ってまでひそかに木材を集めてきたのは、白龍を攻撃する船団を作るためだったのだ。だが、敵がどこに船を隠しているのかわからず、飛はあせりを覚える。一方で、街を騒がせ続けた祥船の跡取り千雲が、青龍と内通していた証拠の書状を残して突然失踪する。いよいよ対決の時が迫っていた…。四龍島シリーズ第9弾。
感想・レビュー・書評
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いよいよ感たっぷり。
青龍様よりマクシムより、作者がどS。
どうなるのか知っててもハラハラする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初版・1997年6月10日
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「龍は微睡む」で始まり、「龍は薫風を駆ける」で終わり。(と、思ったら続編が出た)
レビューは薫風にまとめてます♪
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青龍が材木を集めていたのは白龍を攻めるための船を作るためだった。笑大姐が花路に伝えてくれた話を頼りに、その船の在り処を捜すが見つからない。焦る飛。一方千雲は青龍と与し、白龍を欺いてきたが、本当の願いは李たちと同じだった。そんな千雲を海牙で青龍から救った飛はそこで玲泉も発見。助けようとするが、崖から落ちそうになり玲泉は自ら海へと落ちて・・・。
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四龍島シリーズ9冊目
千雲が好きでたまりません。 -
9冊目のこの作品では、千雲の切ないほど強い想いや、沢山の人の沢山の想いを存分に味わってください。
青龍が喧嘩を仕掛けてくることを予測して、相手の手の内を読もうとするも、敵地が知れずに焦る飛。それを嘲笑うかのようなマクシミリアンの言葉と態度に苛立ちながらも必死に敵地を見付だし、マクシミリアンとともに乗り込むけれど…。
港を思う李や燕、そして千雲の想いと、街を守りたいと願う飛や花路の仲間達の想い。高楼街の酔熊と笑大姐の行動に注目しながら、マクシミリアンの行動に注目です。最後のシーンはホントに目が離せない、すぐにも次を読みたくなるほどオススメです。