- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086147231
作品紹介・あらすじ
冬眠に、『黒龍』の座を譲らず月亮と戦ってくれと迫る飛。だが冬眠はのらりくらりと返答を避けるばかり。そこに毛家の使者が現れ、草郎が父に監禁されていることを告げた。飛は、草郎を救いだす代わりに願いを聞いてくれるよう取引を申し出る。一方白龍では、悲しみにくれる花路の前にマクシミリアンが現れた。悔しいなら仇を討てと挑発するマクシミリアンに、花路は一斉に刃を向けた…。
感想・レビュー・書評
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初版・2000年6月10日
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「龍は微睡む」で始まり、「龍は薫風を駆ける」で終わり。(と、思ったら続編が出た)
レビューは薫風にまとめてます♪
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冬眠に、『黒龍』の座を譲らず月亮と戦ってくれと迫る飛。だが冬眠はのらりくらりと返答を避けるばかり。そこに毛家の使者が現れ、草郎が父に監禁されていることを告げた。飛は、草郎を救いだす代わりに願いを聞いてくれるよう取引を申し出る。一方白龍では、マクが動き出し、街の建て直しと他からの攻撃に備える。
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せっかく力強く歩み始めた飛と白龍市にホッとしたのも束の間。当代黒龍・冬眠のラストの言葉にまたしても不安を覚えるこの1冊。
突然姿を現したマクシミリアンに、我を忘れて刃を向ける花路。返して欲しければ争えと焚き付けるマクシミリアンに、仲間達は遠慮なく討ちかかる。その頃飛は、草郎を助け出す変わりに龍の位に、と冬眠に切り出し、草郎の救出に向かう。
マクシミリアンの采配と、花路の歩みだしによって立ち直りつつある白龍市と、飛の歩みの力強さに、ようやく彼等らしさを見付けられます。そんな中、また動き始める月亮と青龍・麗杏を拐い、四龍島制服を図る本土の伍家。
四龍島からますます目が離せなくなること間違いなしです。