明日香幻想~葛葉の章~ (コバルト文庫 あ 11-16)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086147286

作品紹介・あらすじ

大海人王子が明日香の宮にあがって半年。尾張で、大王家の神器である草薙剣が消失するという事件が起きた。ことが公になれば、宝姫大王の廃位は免れなくなる。そこで、葛城王子と大海人が極秘に事件を調べることになった。尾張からの使者に立った品治も大海人に同行するが、彼は相変わらず品治を遠ざけるような素振りを見せる。しかし、神器消失の噂は次第に高まってきてしまい…。

感想・レビュー・書評

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  • 大王家の神器である草薙剣が消失した。大王家の威光に関わるため、大海人王子が極秘裏に調査することに。最初に情報を伝えた品治も一緒に調査するが、あくまでも大海人は品治を自分の従者としては扱わない。そんな中剣のありかをつきとめた大海人が襲われてしまう。

  • シリーズ三作目。
    高向国押、おそるべし。

  • 明日香幻想シリーズ2作目。
    随分前に読んだことがあり、久しぶりに読み返したくなったので、読書準備中。

  • 明日香幻想シリーズ3巻。前回キリのいい終わり方をしていますが、引き続き上宮王家滅亡編です。大海人と品治の少しぎくしゃくした感じもいいんですが、個人的にプッシュしたいのは葛城とのやり取りです。葛城、弟(ホントは兄だけど)のこと大好きなんだなぁと(笑)堅苦しい真面目なお人なので、うまく大海人に伝わらないというか、大海人は大海人で兄(ホントは弟だけど)に対して遠慮があって距離を置いてるし・・・。大海人から歩み寄ることはないだろうから、葛城に頑張っていただくしかない!!

  • 子首が尾張君として登場。「壬申紀」マニアを試しているかのようにツボを突いてきます。
    この時代の邑や、民(なんと呼べば適切なのか。。。)の生活、大王家という存在など気になることがいっぱい。歴史小説としても、人物像を明確にしつつも、教科書などのイメージに囚われる事無く描かれていてかなり楽しめます。

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