龍は荒だつ (四龍島シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086148023

作品紹介・あらすじ

黒龍の動乱を治めるために、白龍に手勢を借りにいくことにした飛。次期『黒龍』の名を背負ったまま、マクシミリアンとの再会を果たす。改めて、自分の還る先はこの男のもとだと感じた飛だが、確かにこの場所に戻れるのか定まらないまま、師父との戦いの場に赴くことに。海には本土伍家の船団が控え、陸路からは月亮の手勢が迫る。ついに、島じゅうを巻き込んだ争いの火蓋が切られた。

感想・レビュー・書評

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  • 初版・2001年1月10日

  • 「龍は微睡む」で始まり、「龍は薫風を駆ける」で終わり。(と、思ったら続編が出た)
     レビューは薫風にまとめてます♪

  • 飛は味方を得るため白龍へ。そして花路の協力を得られることになる。その分、朱龍では樹林房、青龍からは高牢街の協力が必要。飛は自ら赴き、その協力を取り付ける。そしてついに海には本土伍家の船団が控え、陸路からは月亮の手勢が迫る。島じゅうを巻き込んだ争いの火蓋が切られた。

  • あぁ、だから飛は必死に白龍の街を、そして花路を守ろうとしてたんだなと、しみじみ、そしてじわじわ感じるこの1冊。
    決起の手勢を借りるため、白龍に向かった飛。花路の人手は無事に借りられたものの、決起を前に南里と東里に走ることを余儀なくされる。2つの街を走り、無事に飛が北里に戻る頃、港から、北から攻め入られた白龍市は劣勢の状態で…。
    白龍があるから、花路があるから、飛はこうまで力強く歩めるんだろうなと、思わずにいられないほど、白龍の人々が愛しく思えます。ついに我慢が切れたらしいマクシミリアンの、それほどまでに強い想いも飛の力になっていると思えました。
    シリーズもいよいよ終盤。ここからはもう、一気に読み進めたくなること間違いなしです。

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