- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086182348
感想・レビュー・書評
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異界を描いた短編集。色々な全く異なる世界、ホラー的ではあるがなにやら悲しくて、ノスタルジックな作品が多い。
第1章、彼方より「生物都市」「海の中」「天神さま」稗田、第2章、彼方へ「ぼくとフリオと校庭で」「ど次元世界物語」「ヨシコちゃんと首たち」「桃源記」、第3章、遠い世界「男たちの風景」「カオカオ様が通る」「砂の巨人」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵柄と内容から、たぶん読む人を選ぶのではないかと思う。
でも民俗学や考古学、異形のなにかが好きな人には
たまらない本だろう。
「生物都市」なんて短編は今のジャンプでは考えられないくらい
色々な意味で面白い作品。
ストーリーテリングと謎解き、奇妙な画面が特徴。
自選集だけに、濃い作品が多く読み応えあり。
「異界」へようこそ! -
幅広いのにATB級の短編がポツポツと。あまりに偉大。
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個人的にここの『巨人譚』の話は好き。
『桃源記』は作者によればその陶潜の『形影神』がどうたらといってゐるが、五柳先生は『山海経』も好きでネタにしてるのである。
けっこう良い。 -
『ぼくとフリオと校庭で』が特に気に入った。
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「海の中」「ど次元世界物語」「桃源記」「カオカオ様が通る」が好い。「生物都市」は傑作。
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生物都市・感染
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読んでて具合悪くなった。。
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ちょっと古いけど独自の世界にひたれる