R.O.D 3 (スーパーダッシュ文庫)

著者 : 倉田英之 スタジオオルフェ

• 集英社 (2001年3月23日発売)

作品紹介・あらすじ

大英図書館で司書として働くウェンディ・イアハート、19歳。同僚のカレンとともに、特殊工作部の要員の募集に申し込んでいた。そんな中、クライブ・カッスラーの『風の止まる庭』の生原稿が、何者かによって偽者とすりかえられてしまった!カレンはなんと、自ら原稿を捜すと言い出す。ジョーカーは、ウェンディにも原稿の捜索を命ずるが…!?ウェンディ、読子、ねねねを主人公にした、一冊の本をめぐるスリーサイドオムニバス。

感想・レビュー・書評

[escape2009さんの感想 · 2018年11月26日]

R.O.D〈第3巻〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

[永杜さんの感想 · 2015年11月26日]

オニバムス短編集。

時系統に並んでいるわけではないですが
読んで行けば『どこ』なのかは分かります。
しかし先生…最初と最後の落差が激しい。
そして、読み専の人は書く人にはなれません…。

応募した２名は、なるほどな結末でした。
作家である『先生』の書いた本の評価はともかく
どうしてこう…猟奇的な『ファン』が多いのか。

そして最後。
なぜサイン会にあんな状態で駆けこんできたのか。
無人島に何を持っていきますか？　の問いに
本！　ときっぱり答えられる人種だと
再確認いたしました。

[cohzirowさんの感想 · 2014年4月16日]

各々の個性を活かし、連結しているが主人公の異なる三部構成の短編集。
アニメで出てくる台詞や言い回しが、至る所に混ざっていて、読んでて楽しい。
でも全体的にアッサリしてたかな。もう一捻り欲しいところ。
でもこういう感じで日常が読めるのはとても良い。
タメ口で話す読子やウェンディが新鮮で良い。

[everydaysundayさんの感想 · 2012年7月16日]

古本で購入。ウェンディかわいいよウェンディ

[たいとさんの感想 · 2011年7月1日]

ウェンディ登場！
表紙と口絵でなぜメイド服なのかと思ってたら、理由はエピローグに。
ジョーカーグッジョブ！

作中に出てくる作家、クライブ・カッスラーっていうのは、実在のクライブ・カッスラーとは違うのか。
実在の方はアメリカ人みたいだし。

[natsume15さんの感想 · 2010年12月2日]

３人のキャラクター、それぞれを中心に据えた短編集。
それぞれ、一応独立した話になっているが、ある部分でつながりのある３篇。

[hisa-iさんの感想 · 2010年11月12日]

シリーズ3冊目。前2作は長編だったが、この本は3人のキャラをそれぞれ中心に据えて、話のつながっていない短編3作をまとめた本になっている。それぞれ中心に据えたキャラの性格がよく分かる話になっていて、どれも読ませる作品になっている。

[西崎乱平さんの感想 · 2010年10月19日]

TV版から入ったクチなので、噂には聞いていたものの、やっぱり若き日のウェンディが新鮮でした。あーゆードジっ娘、大好きですね〜(笑)

[Bibliothekarinさんの感想 · 2008年9月1日]

http://toshonet.blog37.fc2.com/blog-entry-213.html

[yuさんの感想 · 2006年4月27日]

このシリーズの中では一番気に入っている。読むものがない無人島での読子の活躍？がなんとも。

著者プロフィール

1968年岡山県生まれ。2001年『R.O.D -READ OR DIE-』のシリーズ構成・脚本を手がけ大ヒット。