R.O.D 10 (スーパーダッシュ文庫)

著者 : 倉田英之 スタジオオルフェ

• 集英社 (2004年7月23日発売)

作品紹介・あらすじ

神保町のビルの最上階、部屋一杯の本にうもれたダメダメ極貧乏生活を送っている読子(25)の元に、ジョーカーから任務が届いた。それは、とある女子高に"女子高生として"潜入し、大英図書館から持ちだされた本を奪還すること。もぐり込んだ学校は膨大な蔵書を誇る"超・文系"で、読子にとってはまさに桃源郷だった…!堂々のシリーズ十巻目、倉田英之が新スタイルに挑戦!?の番外編。

感想・レビュー・書評

[escape2009さんの感想 · 2018年11月26日]

R.O.D〈第10巻〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

[永杜さんの感想 · 2016年7月18日]

古本市が閉まる１５分前に到着してしまった主人公は
当然のごとく一括買い。
当然のごとく、貧困。

２０代でセーラー服…ものすごくぎりぎりです。
多少の違和感ならあり、でしょうが、生活かかってます。
そうして侵入した先は、恐ろしい天国です！
ただ、購入本には謁見が、とありましたが
送られてくる本、とかはないのでしょうか？

芳賀先生だらけの学校。
しかも顔が似てるらしいですが、いつも教科書でも
持って歩いてくれているのでしょうか？
王道のような組織票でしたが、二重底に
どうそれだけの票を選別できたのでしょう？？

[cohzirowさんの感想 · 2014年4月29日]

続きが気になる中で読み始めたらなんとも外伝。まぁそれはいいとして、文体が馴染めず、というか我慢できずに20ページ程で断念…積読行き。。
この巻飛ばして次巻いきます。
また気が向いたら、読むかな。

[everydaysundayさんの感想 · 2012年9月6日]

外伝。
よっぽど倉田さん、せっぱつまってたんだろうなあ・・・。
他の巻と毛色が違ってて、これはこれでとても好きです。

p170
「ガールズ、美（ビー）、アンビシャス!」
の紀伊サマが好きです。

[たいとさんの感想 · 2011年7月15日]

外伝。
そうとう忙しかったらしく、文体が…

まあそれは別に良いんです。大した事じゃない。
問題はこっち。最後の最後に大きな裏切りが!
あんた、なんて事を！トシはともかくタバコはいかん！
倉田さん酷い人だ！

[hisa-iさんの感想 · 2011年1月10日]

シリーズ10冊目。すでに分かっていることなので、敢えて書きますが、次巻で本筋の話がクライマックスを迎える、というのにも関わらず、この巻は本筋とまったく関係ない外伝です（笑）。お話自体は面白いんですが、本筋を全部終わらせてから書けよ、とツッコミたくなる1冊ではあります。

[macozouさんの感想 · 2008年12月17日]

倉田先生暴走巻

でもここまで読み進めてきたならなんだか許せる。

[景さんの感想 · 2007年11月29日]

外伝３冊目。２５歳の読子さんが女子高生になって（いくら童顔でも、無理あるだろう…。）奪われた蔵書を取り戻しにサン・ジョルディ学園に潜入する…。
ストーリーはギャグテイスト強め。「新スタイルに挑戦!?」と書かれてるように、文体がかなり…読みにくかった。（慣れるまでに時間がかかった…。）「小説」の書き方ではなかったかと思う。
正直、別の意味で「新スタイルに挑戦」してほしかったな…というのが素直な感想でした。

[yuさんの感想 · 2006年4月27日]

グーテンベルグ、一休みで再び番外編。
年甲斐もなく、女子高生に扮する読子の活躍である。この巻から巻頭のカラーイラストが減ってちょっとがっくり。

[神月 弥生さんの感想 · 2005年9月11日]

新しいスタイルという名の下に、好きな事を書いているだけのように思えるR.O.Dの一冊。ファンなら許せる・・・？　でも、９巻の続きが激しく気になる。

著者プロフィール

1968年岡山県生まれ。2001年『R.O.D -READ OR DIE-』のシリーズ構成・脚本を手がけ大ヒット。