- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086305273
作品紹介・あらすじ
世界の滅亡間近、仮想臓腑内のルルタの目の前に現れた、かつての人間爆弾コリオ。密かにルルタを狙うのは、「死」によって本来の能力が発動したハミュッツ。世界の命運は、彼ら二人に託された。コリオの言葉は届くのか?ハミュッツの逆転はあるのか?そしてルルタの愛は何をもたらすのか?人々が受け継いできた『本』たちが最後に示す答えは、希望か絶望か?激闘につぐ激闘、武装司書たちのフィナーレに待つものとは-!?『本』をめぐる壮大なファンタジー、第10巻。新人賞大賞受賞シリーズ、威風堂々の完結。
感想・レビュー・書評
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再読したら面白かった。いや一度目から面白かったんだが。意外な人物がキーマンだったことが多くて驚いた。レーリアとか完全に読み落としてたし、物語のテーマがこんなに鮮やかにうたわれていたなんて気づかなかった。再読してよかったな。
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読了。
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フィナーレ!
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最終巻
今まで、武装司書・神溺教団・魔王と、様々なキャラクターからの視点が描かれたけれど、一人として脇役いなかった。
そして、誇りを奪われて殺された彼の意味がここに来て(もちろん、彼だけじゃないけども)、あるなんて、もう胸がいっぱい。
キャラクターって、こうして生かすのか、て思った。
アニメの予告で、かなりしつこく「人が死ぬと本になる」って言ってたけど、こんな最後だからか、と納得。
そこそこ王道な終わり方だったけれど、感動した。
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やっと最後まで読んだ。読んで、色々な愛の形を観た気がする。
しかし、ハミュッツの能力はあれだ。ある種の反則技じゃね?って思ったけど、私個人的にはありがとうハミュッツ!!と言いたくなるような気持ちでした。
そして、ハミュッツの死にたがり、殺されたがり、というのかな?その理由にも納得できた。
アニメもみたけど、やはりこれは原作を読むべきだと思う。
こんなすごい愛の話、なかなか無い。
最終的に、これ読んで私が思ったのは生きるってことはやはり素晴らしいことなんだと思った。
いや、良い作品だった!!
新作も期待大です!! -
やっと終わった、というのもありますが
この継母2(仮)のような戦闘の仕方は…。
懐かしいあの曲が脳内で流れてました。
最後の最後で明かされた全て。
だからあれほどまでに戦闘が好きで、走っていたのか、と。
そして出てくる大量の人達。
このために、繰り返し広くて、けれど狭く密集した人達が
繰り返し出てきていたのか。
ようやく最後できちんとした終了が出来たよな感じがする人が
ちらほらと出てきてましたし~というか、あの人のあの正確。
あれがどうしてあぁなった…というか、変わりすぎ?
全盛期って素晴らしい、と感心してしまいました。
道具は道具。
人は人。
手術シーンは、想像したら負け、です。 -
大団円! 大!団!円!! 変化球続きだったシリーズが最後の最後でど真ん中ストレート!! その上で1巻からの伏線まできっちりと回収してるし。“ハミュッツの毒”とか鳥肌モノ。