六花の勇者 3 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086307109

作品紹介・あらすじ

テグネウの脅威にさらされたまま、魔哭領を奥へと進む六花の勇者たち。その道中、ゴルドフが突如「姫を助けに行く」とだけ告げ、アドレットの制止を振り切って姿を消す。不可解なゴルドフの行動に、六花は再び混乱に陥る。ゴルドフが「七人目」なのか、それとも何かの策略にはめられているのか…!?さらに、再び現れたテグネウは凶魔たちの内紛について語り、挙句に自分と手を組まないかと提案をしてくる。果たしてその真意とは?伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、第3幕。

感想・レビュー・書評

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  • 未だ誰が七人目かわからぬまま
    テグネウの脅威にさらされながらも
    魔哭領を進む六花の勇者達。
    その道中、ゴルドフが突如
    「姫を助けに行く」とだけ告げ、
    アドレットの制止を振り切って姿を消す。
    不可解なゴルドフの行動に混乱に陥る六人。
    そこへテグネウが現れ凶魔たちの内紛について語り、
    自分と手を組まないかと提案してくるが…

    今回はナッシュタニアに忠誠を誓った
    騎士ゴルドフが中心。
    一冊ずつ一人ずつの過去や背景がわかるんですかね…
    何が何だかわからないままの状態が
    長くて少しヤキモキしましたがし
    ミステリーで言うならトリックが
    「それはずるい」な感じだったのですが
    純粋に一途にナッシュタニアを想う
    ゴルドフは良かったです…

  • これはゴルドフの過去を描く巻らしい。二巻目はモーラ、では今後もこうして一巻に一人ずつ過去が明かされていくのかな。
    後出し情報が多くて、んん?となる設定もあるけれど、やっぱりこの先も読みたい。どこからどこまで嘘かほんとか、まったくわからなくなってきた。
    六花の勇者自体、元から六人でなくてもよかった、あるいはそんなものはただの伝説、勇者なんていなかった、という可能性もありだね。
    紋章なんて、魔人が強いものを倒す目印にしただけだったりしてw

  • 11/24/2012 読了。

    待ってた新刊!!
    いつも気になるところで終わるんですよね・・・。
    今回も・・・!!

    アドレットの活躍は今回ほぼないですが、
    ゴルドフとナッシェタニアの主従、
    凶魔達の内紛・策略がよく書かれていたと思います。
    話自体は3時間ちょっとの攻防ですが、
    それに至るまでの仕掛けが緻密ですよ。

    相変わらず7人目の正体は明らかになっていかないですが・・・。
    ちょっとずつヒントが増えている感じです。

    このラノ第3位ということで、
    やっぱり1巻の衝撃はすごいもんなぁ・・・って思いました笑

  • ラノベなんだけど、ザ・ミステリーでもないんだけど、会話と状況から謎を解くのはやっぱりミステリーかな。一冊目からどう続くか気になって読んできたけど、ストーリーも進みつつ、毎回同じパターンでもなく飽きずに読めてます。ただし一気読み必至かな。時間があくと自分で考えるための材料を忘れる。
    そしてようやっと挿絵でキャラがわかるようになってきたw

  • 今回はゴルドフをメインにおいた話。最初にアドレット視点で物語を展開して現れた謎を後半でゴルドフ視点で進めることで解決していくといった感じだった。
    正直今回は1,2巻に比べるとインパクトだったり納得感だったりが少ないかなーと思った。
    ただやはり7人目は誰なのかというのはいまだにわからないし謎が謎を呼んでどんどん気になるポイントは増えていくし話に引き込まれた。次がまた楽しみになりました。

  • 相変わらず、話が進めば進むほど謎が増える。誰が嘘をついているのか、それとも、そもそも嘘をついていると気付かされていないのか。

  • ライトノベル

  • 着地点が気になるから読んでしまうけど、畳み掛けて力技で納得させられる感じがする。今回ちょっと前の別視点に連続して飛んだり、急に長い回想シーン挟んだりでスピード感が削がれる感じがした。色んな視点が入るのは構わないけど、もっとキレイにまとめて欲しかったな。

  • テグネウの脅威にさらされたまま、魔哭領を奥へと進む六花の勇者達。
    その道中、ゴルドフが突如「姫を助けに行く」とだけ告げて、アドレットの制止を振り切って姿を消す。
    不可解なゴルドフの行動に、六花は再び混乱に陥る。
    ゴルドフが「七人目」なのか、それとも何かの策略にはめられたのか…。
    さらに、再び現れたテグネウは凶魔たちの内紛について語り、挙げ句に自分と手を組まないかと提案してくる。果たしてその真意とは?

    今回はゴルドフがメイン。
    これはもしかしなくても毎回誰か一人をメインに据えて過去とかを見せていく感じなのかな。前巻までは何考えてるのかさっぱり、な感じのゴルドフだったけど、今回のでだいぶ印象変わった感じ。
    最初のアドレット達視点だと本当にゴルドフ何がしたいの、七人目なの?って感じで怪しさ抜群だったんだけど、ゴルドフ視点になると途端に状況が一変してて面白かった。
    ナッシェタニアも気に入ってたので再登場嬉しい。もはや隠す気など更々ないという感じの腹黒さも良いスパイス。
    ゴルドフとナッシェタニアの過去はなるほどなぁという感じ。敵対してしまってても二人の絆の強さはぐっとくる。ゴルドフが一応ちゃんと六花の仲間を気遣っていたのも嬉しい。
    謎解きって感じは薄まったけど、別にそこはミステリーとして読んでないので気にしないかな。普通に冒険ファンタジーとして面白かった。先が読めないし、すれ違い具合を描くのが上手いと思う。
    個人的には弱ったチャモの年相応の姿と、頭撫でて励ますハンスにやられた。この二人の組み合わせは可愛くて良い。

  • 3巻はゴルドフがメイン。
    1巻の7人目がナッシェタニアであり、六花とナッシェの間で揺れるゴルドフ。
    若者らしい。

    この巻に関して言えば、ミステリ要素は殆ど無い。
    その辺も手伝って、単発での評価は一段落ちた。

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