黒猫の水曜日 Wednesday in Chat Noir (黒猫の水曜日シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
- 集英社 (2012年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086307123
作品紹介・あらすじ
アメリカの民間軍事会社に所属する少女、篠原禊の元にCIAから奇妙な依頼が持ち込まれる。日本屈指の名門校、私立櫻谷学園に通う高校生、十河正臣を監視し、護衛せよ-。"黒猫"のコードネームで呼ばれる華著で童顔な、その少年の正体とは?世界を舞台に、陰謀と銃撃が渦巻く学園ミリタリーアクション、ここに開幕。
感想・レビュー・書評
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タイトルと挿絵買い。
見開きのカラー口絵が超カッコいい!!
これだけで☆1つ追加できるレベルですw
主人公の女の子は民間軍事会社のエージェント。課せられた任務は、学園に生徒として入り込んで、とある男子生徒を護衛すること。しかしその男子生徒は実は……
スピード感のあるストーリー展開と、無駄のないキャラの使い方は高く評価したい。
テーマとしても、銃による殺し合いではなく、「銃を売る奴らがいるから悲劇がなくならない」というあたりに焦点を絞っていて、意外と新鮮で良かったと思う。
ちょっとガンアクションが盛り上がらなかったのが残念な点かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フルメタの男女逆かと思うたら、Lord of Warやった。
帯に学園ミリタリーアクションと書いてあるけど、学園内ではドンパチせんかったな。 -
アメリカの軍事施設にいる少女が日本の名門校に通う少年を護衛する任務に。
黒猫と呼ばれる青年の正体とは?
陰謀と銃撃が渦巻く学園ミリタリーアクション。
ツッコんだら負けかもしれないけど、学園を舞台にする必要なくない?
最初はいい感じで進んでいたけど、途中からどうしてこうなったという感じ。
色んな要素を入れて盛り上げたいのは感じたけど、ブレて明後日の方向に飛び過ぎかな。
鵜飼さんの絵は◎。 -
表紙と「学園ミリタリーアクション」の謳い文句に釣られて。
ラノベだからハズレの可能性も大いにあると、中身はあまり期待しないで読んだのですが……うん、まあ、こんなもんなのかな……。
民間軍事会社のエージェントとして、普通の少女とはちょっと変わった思考回路を持つ主人公(ヒロイン)が、見た目ごく普通の高校生の護衛依頼を受け、学園に潜入、そこから世界を巻き込むとある出来事に関与してしまうことになるが……。
最近のラノベ事情はあまり分からないのですが、キャラクターで売り込むラノベの登場人物がこんな薄っぺらくていいのか、というくらい個性に欠ける。欠けるというか、どこかから設定貰ってきて捻りもしないでそのまま放置している感じ? 顔見せ段階でこれから明らかになっていくだろうけど、一巻目の掴みが肝心だとも思う。
中盤以降、護衛対象の少年の目的や、ガンアクションはかなりハードで本格的。異国でのカーチェイス&ガンアクションの映像を思い浮かべながら読めてかなり面白かったです。
しかしそれにしたって序盤の学園部分はボロボロもいいところなんじゃないかと。
このスピード感がラノベではいいのかもしれないけど、わたしとしては、この一巻のエピソードを二巻分冊にして、学園内で突端となる事件起こしてから、舞台移してさらに大きな事件へ~のほうがしっくりくるように思う。
あと、巻末にでも、作中で使用した武器のビジュアルと簡単な解説乗っけてもらえたら、一気にポイント上がります。個人的に。
せっかく固有名詞であれこれ武器だの戦車だの持ち出して、しかも武器商人の話なんだし、そんなおまけあると初心者にも玄人にも嬉しいんじゃないでしょうか。
もう少し期待してしばらく読んでみようと思います。 -
プロローグだった。そして結局男の方は何がしたいのかわかんないし。とりあえず主人公は可愛いな。落ち方はひどかったが。
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学園ミリタリーアクション。とにかくベタ。でも大人組が素敵。
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民間軍事会社の主人公禊(♀)が命令によってどうみても普通に見えるヒロイン正臣(♂)を護衛する話.幼い頃から戦闘訓練を行ってきた故一般常識がやや欠いている禊の行動と,普通に見えて何か怪しげな正臣の正体が読みどころ.正臣の背景描写が少ないせいか最後の急展開が,日常パートのスピード感に見合ってなくて勿体ない.
日常パートのギャグは某フルメタと被っている気がするし,キャラ構成は某黒い珊瑚と,オチも某マンガと似ている気がするが,映画のタイトルに大爆笑してしまったのと,鵜飼さんのイラストが素敵だったので★+1. -
ジャケ買いならぬ帯買い?した作品。
ドンパチものというのに惹かれたのと、帯に脚本家黒田洋介さんがアニメ化するなら声かけてくださいとコメントを寄せていたからでした~(●´ω`●)
ストーリーとしては、伏線がそれなりにある様子なのでこの巻ではまだまだ判断出来ないな~と思いました。キャラクターは私のストライクゾーンに入るキャラはいなかったのですが、まだ全然掘り下げられてないのでこれもまた判断は先延ばしです(´・ω・`)
文章はちょっと読みにくく、あんまり集中してぐんぐん読み進めるのは難しかったです。魅力に欠けるかなぁ…(^^;)
とはいえ…今後の展開に期待しての☆3つで! -
久々のタイトル買いですね。
ほんとは六花の勇者買いに行ったんだけど、
さすが話題なだけあって売ってなかったw
さてさて、内容の方はと言うと、
ライトノベルにしてはハードめのガンアクション。
『AllYouNeedIsKill』とか、深見真作品を彷彿させますが、
なんというか惜しい感じ。
展開とか、バックグラウンドの作りこみとか、ガンアクションとか。
つまり物語としては充分面白いというか、素晴らしいのですが、
主要キャラの作りこみがペラい…。
これはライトノベルとしては微妙である。
無理にライトノベルっぽいキャラを描こうとして、
テンプレ当てはめて失敗した様な残念な様相。
逆に相手側のキャラはミステリアスでグッド。
これからキャラをどーにか矯正するのは難しそうですが…
とりあえず次もよんでみようかな?