ラストオーダー ~そのバーには、なくした想い出が訪れる~ (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2015年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086800525
作品紹介・あらすじ
駅前にひっそり佇むバー「間」には、毎週水曜午前一時に「特別な客」が訪れる。生者と死者が交差するこの店で、死者たちは伝えられなかった想いをグラスに紡ぐ。店主の波佐間もまた、想いを秘めていて…。
感想・レビュー・書評
-
最初の段階と裏表紙のあらすじを見て、こういう事なんだろうなとは思ったけど。
バー店主波佐間と幼なじみのアルバイト店員由比との関係があまりに良くって。
ついつい引き込まれた作品でした。
内容自体は短編の中、彼らの真相まで。
最後はっきりしない終わり方だなとも感じました。
ハッピーエンドだったのかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
結局由比はなんなのか。
-
初めましての作家さん。
なんとなく内容を想像できる感じ。
初っ端の3ページ程の出来事で、嫌な予感がしていたが、
想像とは少しだけ違っていました。
バー「間(はざま)」を舞台に、祖父から店を受け継いだ波佐間と、
住込みでバイトしている幼稚園からの腐れ縁の由比(ゆい)。
そして案内人?のカラスのカロン。
気紛れのランチと、夜のバー。そして毎週水曜午前一時の
特別な客。読み進めるにつれ、嫌な予感が大きくなる。
ウイスキーの語源は、命の水というらしい。
どうかこのまま酔いが醒めませんように・・・ -
切ない友情物語?
波佐間と由比の掛け合いが面白かった。 -
だんだん引き込まれていった。
かけがえのない人を失うのって辛い。
二人の息がぴったりな分だけ切ない。
ラストが好き。 -
続きが気になる優しい話です。
-
何となくそうかなぁー、と思った。楽しめた。
-
題材が良かった。