千早あやかし派遣會社 (集英社オレンジ文庫)

著者 : 長尾彩子

• 集英社 (2015年12月17日発売)

作品紹介・あらすじ

大学教授である父が研究にお金を費やすため、貧乏暮らしの大学生の由莉。ある日「時給二千円、飲食店でもないのにまかないつき」という求人を発見し、喜んで面接に。だが、その会社は様子がおかしくて…?

感想・レビュー・書評

[Karen✲*ﾟさんの感想 · 2024年1月28日]

オレンジ文庫の編集者があまりに酷いと作者の旦那さんがXに投稿したことが話題で、興味を持って読んでみたが、おもしろいじゃん！確かに大人向けにはちょっと物足りない部分も多いかもだが、ティーンズや読者初心者にはちょうど良いのでは？

[miakaさんの感想 · 2021年7月18日]

大学教授の父と超弩級の貧乏暮らしをしている大学生の由莉。「時給二千円、飲食店でもないのにまかないつき」という好待遇のバイトの求人を見つけ、行った先はあやかし専門の派遣会社。
テンポが良くて、面白かった。

[ゆふぃさんの感想 · 2021年5月23日]

おぉ、これは期待以上。由莉のたくましさ柔軟さも、紫季の予想よりもくだけたキャラも好き。

[yampuruさんの感想 · 2020年3月6日]

あやかし系でははじめて手に取った作品です。いわば妖怪派遣業を営む千早のもとで主人公由莉がアルバイトをすることに。派遣された妖怪たちとともに繰り広げる数々の出来事が描かれた作品です。
設定自体はファンタジーの類といっていいのかどうか…。楽しめる作品といえばそのとおりですが、登場する妖怪を軸とする短編になっているせいか、こじんまりとしたストーリーが多く個人的にはちょっと物足りない感じです。夕顔の章もいい話しではあるのですが、単純といえば単純で…。続編があるようですが、読むかどうかは悩み中。

[うさぎさんの感想 · 2020年1月25日]

半分から流し読み。あやかし系にハマった時に買った本。このレーベルではお決まりの漫画チックな小説。おばちゃんにはやはりキツかったf^_^;とはいえ最後の猫又のお話では涙が。まんまとやられました。おもしろくないわけではない。あやかし系好きなかたにはオススメします☆

[もっこさんの感想 · 2019年12月18日]

初めましての作家さん。
父親が大学教授やってる家は金持ちというのは誤りだと
初めて知りました(^◇^;)
ドタバタコメディを狙ってるような事件もありぃ～の
キュンとさせようとしてる話もありぃ～の
事件もありえない！動機が軽すぎる。
とりあえず、最後まで読みましたが、きっと文章が合わない。
妖ものを続けて読むには、チョイスに
気を付けなければいけない！

[海さんの感想 · 2018年10月12日]

キャラの掛け合いが可愛い。
妖怪に関する出来事も、軽いタッチで描かれているので読みやすいです。

[ひるあんどんさんの感想 · 2018年2月2日]

貧乏女子大生由莉が高時給と賄いに惹かれてアルバイト応募したのは人材派遣会社、ならぬ妖怪派遣會社。妖怪たちが生きていくために人間の社会で働くなんて、初めての視点で面白かった。由莉はなんで幽霊や妖怪を見ることができるのかな？今回は父親とのかかわりが全然出てこなかったけど、これから先は由莉のお父さんも出てくるのかしら。次も読みたいと思った。

[sakuracha0829さんの感想 · 2018年1月16日]

普通に世の中には妖がいるという世界で、どう妖たちが生きていくかを考えるはなし。すごく可愛らしいおはなし。

[えすみさんの感想 · 2017年12月27日]

毒舌雇用主に負けず劣らずの強靭な精神の持ち主のヒロインで面白い。
まだ恋は始まらないので2巻に期待。