宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2142
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800549

作品紹介・あらすじ

酔っ払いに絡まれる美貌の外国人・リチャード氏を助けた正義は、彼が宝石商だと知り、祖母の遺したピンクサファイアの鑑定を依頼。リチャード氏はそれを「盗品」と看破し!? 宝石にまつわる連作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 宝石をめぐり、ちょっとした謎解き要素も混ぜつつ…

  • 何年越しかの積読解消でした笑
    涙腺の弱い自分は外で読んではいけない本でした。
    正義くんの真っ直ぐだけど迂闊なところ、好感が持てます。
    リチャードさんのちょっと毒舌でちょっと照れ屋なところ大好きです。
    谷本さんの可愛い妖精さんがゴルゴになっちゃうってどんな感じなのかしら?気になるなあ……笑

  • 少しBL味があるのかしら?
    ない感じでの相棒が良かったな…。

    宝石にまつわる謎は面白かったです。

  • まず、表紙が綺麗でBLを公式が匂わせています
    お互いが信頼し合っているところが良い
    アニメもあるが小説のほうが私は好き
    巻が結構あるのでアニメから入るのは良いと思う
    宝石のことも知れる

  • ミステリーと言われると、う~ん…と悩む作品かな。
    話は面白いし、宝石の話が分かりやすいので、石の勉強の取っ掛かりには良い本だと思います。
    パイライト初めて知りました!
    検索して写真見たら面白い形がいろいろ出てきて、『母岩付きがおすすめ』の意味が分かりました。
    シリーズ物なので機会が有れば読みたいです。

  • もうひと押しほしいなぁ

  • カラーストーンとミステリーに興味があって買った本。
    読む前は宝石に纏わる殺伐したことが起こるのかとおもったけど、人間関係に関して宝石を通して見つめ直すような話が並んでいて、考えさせられた。
    また、石についての知識も挟み込まれるのでカラーストーン好きには楽しい本だった。
    即座にシリーズを揃えたい!て思うほどの本ではないけど、ふと思いついた時に買い足していってもいいかなと思う本だった。

  • 宝石に関する蘊蓄が面白い。

    主人公のお節介っぷりと、リチャードの白々しい態度は、私にとっては濃すぎるかも…

  • よき
    とにもかくにも、よき

  • 「ピンク・サファイアの正義」
    最期まで悔やんだ。
    生きるために仕方がなかったとはいえ、犯罪を見過ごし有難うだなんて言えないよな。

    「ルビーの真実」
    確かめたかった事。
    人と違うところがあれば普通になりたいと願うが、個性だと認めるのもいいのでは。

    「アメシストの加護」
    危うく死にかけた。
    素直に想いを口にしていれば喧嘩になったとしても、もっと早く安全に話せたろうに。

    「追憶のダイヤモンド」
    過去を思い出して。
    楽しかった想い出よりも、最期となった日の出来事の方が常に心にあったのだろうな。

    「ローズクォーツに願いを」
    パワーストーンを。
    こればかりは自分の言動が招いたことであり、上手く説明して誤解を解くしかないな。

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著者プロフィール

9月24日生まれ。神奈川県出身。『時泥棒と椿姫の夢』で2014年度ロマン賞を受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『螺旋時空のラビリンス』で文庫デビュー。

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