- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086801676
感想・レビュー・書評
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ほのぼのした話が読めるかと思ったら辛気臭い話ばっかり。
それならそういうのを匂わせるタイトルにしてくれたらいいのに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職を失った男のもとへやってきた猫、かつて飼っていた猫に会えるというホテル、猫飼い放題の町で出会った二人、猫が集まる縁結びの神社、死後に猫となり妻に飼われる男──猫にまつわる五つの物語。
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・ハケン飯友/椹野道流
・白い花のホテル/谷 瑞恵
・猫町クロニクル/真堂 樹
・縁切りにゃんこの縁結び/梨沙
・神様はそない優しない/一穂ミチ
作家陣、皆さんラノベの方なのかな。
全員初読でした。
ハケン飯友・・・話の途中のような半端感。続きがぜひ読みたい。
白い花のホテル・・・ぼくとミーコ、私と五郎の関係が切なくて、そして暖かかった。
猫町クロニクル・・・なんか、その場の思いつきで書いてる携帯小説のようでした。どこに感動すれば良いのやら。
縁切りにゃんこの縁結び・・・にゃんこがたくさん出てきておもしろかった。人間のキャラも良かった。
神様はそない優しない・・・ラスト、ちょっとびっくりして、泣かされた。 -
生まれ変わりネタは誰かが亡くならなければいけないので、読むのが辛いです。
ハケン飯友が気楽でよかったです。 -
なんだか、寂しくなる内容が多かったかな。猫町クロニクルは最初面白かったけど生まれ変わったりが忙しくて後半はうーん、みたいな感じ。縁切りにゃんこの縁結びはスッキリ面白かった。神様はそない優しくないは、内容に引き込まれて読んだけどやっぱり寂しさが残った。読みおわって、うちの猫をじっと見て、こんなふうに中のおっさんが考え事してたらちょっと嫌だなと思った……(笑)
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「猫町」は死が多すぎて苦しくなる。「ハケン飯友」はなんなら猫のままで良いな。いい意味で裏切られたのは「神様は」。苦手かもと思っていたのが最後は感動。素敵な話だった。
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予想以上に面白かった。どの話も捻りがあって楽しめた。