猫だまりの日々 猫小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086801676

感想・レビュー・書評

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  • ほのぼのした話が読めるかと思ったら辛気臭い話ばっかり。
    それならそういうのを匂わせるタイトルにしてくれたらいいのに。

  • 職を失った男のもとへやってきた猫、かつて飼っていた猫に会えるというホテル、猫飼い放題の町で出会った二人、猫が集まる縁結びの神社、死後に猫となり妻に飼われる男──猫にまつわる五つの物語。

  • ・ハケン飯友/椹野道流
    ・白い花のホテル/谷 瑞恵
    ・猫町クロニクル/真堂 樹
    ・縁切りにゃんこの縁結び/梨沙
    ・神様はそない優しない/一穂ミチ

    作家陣、皆さんラノベの方なのかな。
    全員初読でした。

    ハケン飯友・・・話の途中のような半端感。続きがぜひ読みたい。
    白い花のホテル・・・ぼくとミーコ、私と五郎の関係が切なくて、そして暖かかった。
    猫町クロニクル・・・なんか、その場の思いつきで書いてる携帯小説のようでした。どこに感動すれば良いのやら。
    縁切りにゃんこの縁結び・・・にゃんこがたくさん出てきておもしろかった。人間のキャラも良かった。
    神様はそない優しない・・・ラスト、ちょっとびっくりして、泣かされた。

  • 2019/6/11
    最後だけまだおもしろかった。
    時計屋さんの谷瑞恵を久しぶりに読んでみるかと選んだらアンソロジーだった。
    こういうのは新たな出会いにいいのだけど、おおむね退屈で…
    特に3作目、二人とも死んで猫に生まれ変わって恋を実らすってなんなん?なぜかかなりの苛立ちを覚えた。
    虫の居所悪かったんかいね。
    何と言うかか登場人物が誰も生きてなかった。
    4作目で猫の可愛さに依存しすぎじゃね?って飽きたけど5作目でちょっと戻した。
    同じ死んで猫に生まれ変わるのでも違うのね。
    関西弁やからだけのことやったりして。

  • 生まれ変わりネタは誰かが亡くならなければいけないので、読むのが辛いです。
    ハケン飯友が気楽でよかったです。

  • なんだか、寂しくなる内容が多かったかな。猫町クロニクルは最初面白かったけど生まれ変わったりが忙しくて後半はうーん、みたいな感じ。縁切りにゃんこの縁結びはスッキリ面白かった。神様はそない優しくないは、内容に引き込まれて読んだけどやっぱり寂しさが残った。読みおわって、うちの猫をじっと見て、こんなふうに中のおっさんが考え事してたらちょっと嫌だなと思った……(笑)

  • 「猫町」は死が多すぎて苦しくなる。「ハケン飯友」はなんなら猫のままで良いな。いい意味で裏切られたのは「神様は」。苦手かもと思っていたのが最後は感動。素敵な話だった。

  • 表紙絵に惹かれ、そして猫好きにはスルー出来なかった…

    読んだことのある作家さんもいましたがほとんどは知らない方。新規開拓なるか、と思いつつ手に取りましたが自分にはちょっとだめだった。
    手に取ってみて「ああ、自分ファンタジーっぽいものあんまりだめだったんだ、そういえば」と思いだしました。

    一つ一つの作品はかわいらしく猫好きにはほっこり楽しめると思うのですが、いかんせん作家さんの力量に差があり過ぎる…
    厳しい評価かと思いますが自分には物足りませんでした。

    うーん、年齢的なものもあるのでしょうか。若い時に読んでたらもっと楽しめたのかな。
    若い方やライトノベルが好きな方、さらにはあんまり小説読まない方や猫好きには手に取ってもらいやすいでしょう。

  • 予想以上に面白かった。どの話も捻りがあって楽しめた。

  • 谷瑞恵さん以外は初めまして、の作家さん。

    ほのぼの系かと思っていたら、生まれ変わり的なものが多め。
    短編集ですが、読み進められないのでやめたのも。
    谷さんのは、途中でわからなくなって読み返し。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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