鍵屋の隣の和菓子屋さん つつじ和菓子本舗のもろもろ (集英社オレンジ文庫)
- 集英社 (2019年4月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086802468
作品紹介・あらすじ
今度の舞台は『鍵屋甘味処改』の"お隣"! 恋する男子の和菓子な日々。『つつじ和菓子本舗』で和菓子職人として修業中の多喜次は、書道教室で出会ったアレルギー持ちの子でも食べられるような和菓子ケーキを考案したり、和菓子教室で作った練り切りを父親が喜んでくれたからもう一度作りたいという女の子を手伝ったり、誰かのために奔走する毎日。そんな多喜次に同僚の柴倉は「お人好しだ」と呆れ、看板娘の祐雨子は温かく見守っている。もちろん、祐雨子への片想いは絶賛継続中で、彼女を巡る柴倉との攻防も相変わらずだ。そんなある日、多喜次と柴倉はひょんなことから祐雨子の友人でキャリアウーマンの亜麻里と知り合い、四人で一緒に初詣へ行くことになるが…?
感想・レビュー・書評
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歌う料理人の話、そんなすごいのあり?と思いながらも泣きました。。からの第四章で突然のライバル登場。この巻が一番よかったです。鍵屋の方もそうだったけど、途中でギア上げてくる感じがとてもいいです。
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20.12.19読了
完結。鍵屋さんの方も。和菓子屋の方も。
まとまった感はあるかなー。
満足感もあり。よき話でした(*ˊ˘ˋ*) -
祐雨子にやっと自覚が出来始めたり、犬っぽいだけだった多喜次の魅力がわかりやすく描かれていたりと、恋が動き始めました。
年齢差のある恋がどう動いていくか楽しみ。
鍵屋の二人はもういい加減ちゃんとくっつけと言いたい。 -
タキいい奴だけど、次から次へと首突っ込みすぎ。お隣の鍵屋の二人が気になる。
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相変わらずお節介な多喜次。自分の手に余ることでも、困っている人がいると手を貸さずにはいられない。例え、全く知らない人だとしても。そんな多喜次は迷惑なのかな?とも思ったけれど、祐雨子は迷わず一緒に手を貸すし、柴倉も文句を言いつつ、手助けしてくれるからいいのかも。と思えてくる。3人の表裏のないやり取りも楽しいし。鍵屋~シリーズの2人のその後が見られるのも楽しみのひとつ。スローペースな2人だけど、相変わらずで安心できる。
三角(四角?)関係も変わりそうな雰囲気が出てきたから、どうなっていくのか気になる。 -
柴倉いいやつだなぁ。でも、設定的にせめてあと2歳くらい上だったらなぁとも思う。人間関係複雑になってきたけど、祐雨子の友人好きなタイプじゃないなー。今回は子供がいっぱい出てきて賑やかになって、より前向きな人がたくさん出てきて良かった。